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2020.09.30

SS活用術

高速道路のSAとPAは何が違う?期待はずれのSA・PA回避術

高速道路を利用するときに、休憩や食事、土産物の購入などの目的で立ち寄ることのあるSA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)。SAとPAはいったい何が違うの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、SAとPAの定義やその違いについてご紹介します。また、目的に沿ったサービスを受けるためのSA・PAの選び方についても解説しています。

2020.09.30

1.SAとPAの違いは曖昧になりつつある

SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)は、それぞれ役割や設置の基準があるものの、例外となっているSA・PAもあり、その違いが曖昧になりつつあります。まずは、SP・PAのそれぞれの定義や違いが曖昧になりつつある背景についてご紹介します。

 

SA・PAの定義とは?

SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)には、それぞれの設置基準が設定されています。以下は、SAとPAを役割や設備・サービス、設置の間隔で比較した表です。

 

  SA(サービスエリア) PA(パーキングエリア)
役割 人と車が必要としているサービスを提供する休憩施設 ドライバーの疲れや緊張をとるためのサービスを提供する休憩施設
設備・サービス
  • 休憩所
  • 駐車場
  • トイレ
  • 売店
  • 食堂
  • 給油所
  • 駐車場
  • トイレ
  • 売店(必要に応じて)
設置の間隔 約50km 約15km

※出典:国土交通省|用語,NEXCO東日本|サービスエリアとパーキングエリアの違いって何?(ドライブまめ知識)を元に作成

 

ただし、この条件に合致しないSAやPAもあるので、あくまで目安程度で覚えておくと良いでしょう。

 

需要によって設備・サービス内容が決められる

それでは、SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)の設備・サービスはどのように決められるのかというと、区間内の前後のSA・PA利用者の状況やそのSA・PAにおける需要が判断材料となっています。

 

利用者の少ないSAと利用者の多いPAでは、施設の需要は後者のPAのほうが高いと言えます。そのため、設置の間隔の事情もあって名称はSAとなっているものの、利用者が少ない場合は設備・サービスはスリム化されます。一方でPAであっても、利用者が多ければ設備・サービスが拡充されることになります。

 

また、同じ区間内にある前後のSA・PAの施設内容も、設備・サービスを決める上での判断材料の一つとなっています。例えば、あるSAにガソリンスタンドが設置されていない場合、その前後のPAにガソリンスタンドが設置されている、というケースが考えられます。

 

2.SAとPAはどうやって選ぶ?

SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)は、設備やサービス内容が目安でしかないため、実際に入ってみたものの想定していた設備・サービスがない、という可能性もあります。ここでは、事前にSA・PAの設備・サービスを把握する方法をご紹介します。

 

【一覧表付き】標識のマークを確認する

SA・PAの設備の情報は、高速道路の標識のマークから確認できます。単なる休憩のほかに燃料補給や食事などの目的がある場合は、標識のマークを参考にすると「せっかく入ったものの目当ての設備がなかった」といった状況はなくなるでしょう。

 

駐車場 駐車場
ガソリンスタンド ガソリンスタンド
レストラン レストラン
軽食 軽食
HIT  (Highway Information Terminal=ハイウェイ情報ターミナル)

HIT

(Highway Information Terminal=ハイウェイ情報ターミナル)

なお、軽食のマークが表示されているPAでも、実際はフードコート形式になっていて、豊富なメニューが用意されていることもあります。HITのマークは、事故や通行止め、渋滞などの情報が表示される大型パネルが用意されている施設を表しています。リアルタイムの交通情報を知りたい場合に活用すると良いでしょう。

 

ちなみに、標識の横に「空有」「混雑」「満車」などの、駐車場の利用状況が反映されるSA・PAもあります。

 

「ドラぷら」で事前に施設情報を確認する

特定の路線内のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)の設備情報について詳しく知りたい場合は、NEXCO東日本が運営する「ドラぷら」を利用すると良いでしょう。

 

エリアと道路名を指定した上で、施設・サービスのカテゴリから希望するものを選択し、ボックスにチェックを入れて検索すると、その道路内において該当するSA・PAがピックアップされます。

 

カテゴリは以下の11種類(2020年8月現在)で、カテゴリによってはさらに細かく選択することができます。

 

 

カテゴリ 検索できること
軽食・カフェ・レストラン レストランやフードコートなどの飲食施設
お土産・産直販売 お土産や生鮮野菜などの販売施設
給電 EV急速充電スタンドの設備
給油 ガソリンスタンドの施設、洗車サービス
生活・暮らし・日用雑貨 コンビニエンスストアやATMなどの施設
宿泊・リフレッシュ 宿泊・入浴施設やパウダーコーナーなどの設備
メディカル AEDの設備
バリアフリー 障がい者向けの駐車スペースやトイレなどの設備、車椅子の貸出しサービス
高速道路・ETCサービス ハイウェイ情報ターミナルやウォークインゲートなどの設備
ペット ドッグラン設備やペット専用施設
子供 ベビーコーナーやキッズコーナーなどの設備

※参考:ドラぷら

 

【コラム】おすすめのSA・PAランキング【グルメ・景色】

SA・PAはトイレ休憩や軽食に利用するところ、という役割だけではなくなりつつあります。地元の名物料理や特産品の販売などのさまざまな特色を打ち出しており、しっかり楽しめる場所になっています。

 

以下は、エアトリが調査したおすすめのSA・PAランキングです。ここでは、グルメ編と景色編の2つをご紹介します。

 

<グルメ編>

 

  高速道路 SA・PA名 名物
1位 東名高速道路

海老名SA/

EXPASA海老名(上り・下り)

<上り>

<下り>

2位 神戸淡路鳴門自動車道 淡路ハイウェイオアシス
3位 東北自動車道 羽生PA(上り) 江戸をモチーフにした飲食店施設「鬼平江戸処」
4位 伊勢湾自動車道 刈谷ハイウェイオアシス
5位 東北自動車道 佐野SA(上り・下り)

<上り>

<下り>

<景色編>

 

  高速道路 SA・PA名 景色
1位 中央自動車道 諏訪湖SA

諏訪湖、八ヶ岳

2位 東名高速道路 浜名湖SA(上り)

浜名湖

3位 東名高速道路

富士川SA(下り)/

EXPASA富士川(上り)

富士山
4位 神戸淡路鳴門自動車道 淡路ハイウェイオアシス

明石海峡

5位 新東名高速道路 NEOPASA駿河湾沼津(上り)

駿河湾

※出典:エアトリ|56%がSA・PAに寄ることを「楽しみにしている」エアトリユーザーが選ぶおすすめSA・PA、グルメは「海老名」、景色は「諏訪湖」、レジャーは「刈谷」に。~エアトリが「サービスエリア・パーキングエリア」に関するアンケート調査を実施~

※2020年9月現在

 

3.まとめ

SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)にはそれぞれ目安となる定義があり、設備・サービスの内容や設置の間隔が異なります。ただし、SAであってもレストランがない場合や、PAにガソリンスタンドが設置されている、といったケースもあるので、必ずその定義のとおりとは限りません。

 

確実にSA・PAの設備・サービスを把握するためには、数km前に設置されている道路標識を確認するか、NEXCO東日本の「ドラぷら」で検索する方法があります。

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