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2020.04.21

お悩み解決

【ガソリン代を自動計算】1kmあたりは?交通費の計算も

車の維持費の一つとして気になるガソリン代。給油したときに支払ったガソリン代は分かりますが、買い物や会社に行くために、いくらガソリン代がかかっているのでしょうか? 気になる方は、ガソリン代をすぐに計算できる自動計算ツールで確認してみてください。また、この記事では、ガソリン代の詳細な計算方法やマイカー通勤の場合の交通費の決め方についても解説しています。

2020.04.21

1.ガソリン代の計算ツール

次の計算ツールに「走行距離」「燃費」「ガソリン単価」を入力すると、すぐにガソリン代が計算できます。

 

 

2.ガソリン代の計算式とは?

ガソリン代はどのような計算式で算出できるのでしょうか?

 

ガソリン代は「走行距離÷燃費×ガソリン単価」

ガソリン代は走行距離を燃費で割り、1Lあたりのガソリン価格を掛けると求められます。計算式は以下のとおりです。

 

ガソリン代=走行距離÷燃費×ガソリン価格

ガソリン代は、車を走らせたときに使ったガソリン量(ガソリン消費量)に1Lあたりのガソリン価格を掛けた金額です。そのため、「ガソリン消費量」と「ガソリン代」を分けて計算すると分かりやすいかもしれません。

 

例えば、走行距離が600km、燃費が15km/L、ガソリン単価が140円/Lの場合、ガソリン代は以下の方法で求められます。

 

 

ガソリン代を一括計算するとき

600(km)÷15(km/L)×140(円/L)=5,600(円)

 

ガソリン代を分割して計算するとき

ガソリン消費量:600(km)÷15(km/L)=40(L)

ガソリン代:40(L)×140(円/L)=5,600(円)

ガソリン代を計算するためには、「走行距離」「燃費」「ガソリン単価」の情報が必要です。

 

走行距離は、ガソリン代を計測するスタート地点からゴール地点までの距離の値です。ゴール地点の走行距離からスタート地点の走行距離を引くと計算できます。

ガソリン単価は、給油時に確認しておきましょう。ガソリン代を計測する期間中に複数回給油する場合は、各回のガソリン単価を平均すると、より正確に計算できます。

 

燃費の計算方法については次で紹介します。

 

車の燃費の計測方法

車の燃費を計測するには、メーカーのカタログを確認する方法と自分で計測する方法があります。ただし、カタログに記載されている燃費の値は実際の燃費とやや異なる場合があるため、実燃費を計測する方がより正確なガソリン代を計算できます。

 

車の実燃費は、走行距離をガソリンの消費量で割ると求められます。計測する手順は以下のとおりです。

 

  1. ガソリンを満タン状態にする
  2. 燃費を測定するスタート時点の走行距離を確認する
  3. 燃費を測定するゴール時点の走行距離を確認する
  4. ゴール時点でガソリンを満タンまで給油し、その給油量を控えておく
  5. ゴール時点からスタート時点の走行距離を差し引き、計測中に走行した距離を算出する

5で算出した「走行距離」を4で控えておいた「給油量」で割ると、実際の燃費を計算できます。

 

燃費の計算について詳しくは→「【計算ツール付】燃費の計算方法は? 自分で簡単に測定する方法を解説

 

ガソリン代は1kmあたり10〜15円

車を使ったときにかかるガソリン代は、1kmあたり10~15円が目安になります。

 

1kmあたりのガソリン代は、「ガソリン単価÷燃費」の計算式で求められます。そのため、ガソリン単価が約140円/L、燃費が10km/L~15km/L、の値から大きく変動しない現在の日本では、1kmあたりのガソリン代は10~15円程度で推移しやすい傾向があります。(ハイブリッドやCVT及び排気量2.5L・重量2tを超える車を除く)

 

ただし、ガソリン単価も燃費も個々の状況によって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。1kmあたりのガソリン代が気になる場合は、実際のガソリン単価と燃費をもとに計算してみると良いでしょう。

 

1kmあたりのガソリン代を把握しておくと、おおよそのガソリン代を簡単に計算できます。例えば、1kmあたりのガソリン代が15円・走行距離が30kmの場合、「15円/km×30km」という計算式で求められ、ガソリン代が450円かかることが分かります。

 

【コラム】ガソリン代を割り勘する方法

友人・知人とドライブに行ったときのガソリン代は、かかったガソリン代を人数で割ると一人あたりの負担額を計算できます。

 

車で10km離れたショッピングモールに4人で買い物に行く場合、ガソリン代を割り勘した金額は以下のように求められます。

 

前提

ガソリン単価は140円/L、燃費は15km/L

 

計算式

ガソリン消費量:10km÷15km/L=0.66L

ガソリン代:0.66L×140円/L=93.3円

運転者を除く3人で割り勘すると、31.1円/人

このようにガソリン代を計算してみると、近距離であれば少額になることが分かります。そのため、ガソリン代を割り勘せずに以下のような他の形でお礼をする場合があります。

 

  • 高速代を支払う

  • 食事をご馳走する
  • 後日車を出してくれたお返しをする

3.【マイカー通勤】交通費はどうやって決まる?

職場にマイカーで通勤する場合、交通費はどのように決まるのでしょうか?

 

実は、支給される交通費の金額や計算方法は会社によって異なります。交通費の計算方法は「非課税限度額を参考に設定された1kmあたりの金額(ガソリン代)を適用する」ケースか「実際にかかるであろう1カ月のガソリン代を適用する」ケースのどちらかが採用されている場合が一般的です。

 

ここでは、それぞれの計算方法を解説します。

 

1kmあたりの金額(ガソリン代)を適用する

マイカー通勤の交通費に「非課税限度額を参考にした1kmあたりの金額(ガソリン代)」を適用するケースがあります。

 

非課税限度額とは、会社から支給される通勤手当の金額に対して税金がかからない上限額を指します。通勤の距離に応じて非課税限度額が決められており、具体的な区分と上限額は以下のとおりです。

 

<マイカー通勤の非課税限度額>

 

区分 課税されない上限金額

通勤距離が

片道55km以上である場合

31,600円

通勤距離が

片道45km以上55km未満である場合

28,000円

通勤距離が

片道35km以上45km未満である場合

24,400円

通勤距離が

片道25km以上35km未満である場合

18,700円

通勤距離が

片道15km以上25km未満である場合

12,900円

通勤距離が

片道10km以上15km未満である場合

7,100円

通勤距離が

片道2km以上10km未満である場合

4,200円

通勤距離が

片道2km未満である場合

―(全額課税対象)

※参考:国税庁「通勤手当の非課税限度額の引上げについて

 

マイカー通勤の交通費は、会社で設定された「1kmあたりの金額(ガソリン代)」に1カ月の総通勤距離を掛けた金額が支給されます。

 

具体的には以下のように計算されます。

 

条件

片道の通勤距離:15km

出勤日数:20日

非課税限度額:12,900円(15km以上25km未満)

1kmあたりの金額(ガソリン代):15円/km

計算例

計算式:1kmあたりの金額(ガソリン代)×1カ月の総通勤距離

※総通勤距離=片道の通勤距離×出勤日数

 

17円/km×15km×2×20日=10,200円

 

支給される1カ月の交通費は10,200円

なお、会社によっては「1kmあたりの金額(ガソリン代)」が設定されているものの、上記方法で計算した結果、非課税限度額を超えた場合、支給する交通費を非課税限度額としている場合があります。

 

ちなみに、以下は会社で設定されている「1kmあたりの金額(ガソリン代)」の計算の一例です。

 

片道の通勤距離が15km以上25km未満の場合の「1kmあたりの金額」の計算例

▼15kmの場合

非課税限度額に応じた1kmあたりの金額=12,900円÷(15km×2×20日)=21.5円/km

▼25kmの場合

非課税限度額に応じた1kmあたりの金額=12,900円÷25km×2×20日=12.9円/km

 

これらを平均すると、

(21.5円/km+12.9円/km)÷2=約17円/km

 

従って「1kmあたりの金額(ガソリン代)」は、17円/kmで設定

ただし、会社によって計算方法が異なるため、詳しく知りたい場合は会社の担当部署に確認してください。

 

1カ月のガソリン代合計を適用する

マイカー通勤の交通費に「実際かかるであろう1カ月のガソリン代」を適用するケースがあります。この場合、自宅から会社までの距離、1カ月の勤務日数、ガソリン単価、燃費を会社に申請して通勤にかかるガソリン代をもらいます。

 

以下は、「実際にかかるであろう1カ月のガソリン代」を交通費として適用する場合の計算方法です。

 

条件

片道の通勤距離:15km

出勤日数:20日

ガソリン単価:140円

燃費:19.4km/L

計算例

計算式:交通費=往復の通勤距離×1カ月の出勤日数×ガソリン単価÷燃費

 

30km×20日×140円/L÷19.4km/L=約4,330円

 

支給される1カ月の交通費は約4,330円

ちなみに、計算で用いる燃費は国土交通省が公表している「自動車燃費一覧」を参考にするケースがあります。また、ガソリン単価や通勤距離の設定方法は会社によってルールが異なるため、詳しくは会社の担当部署に確認しましょう。

 

4.まとめ

ガソリン代は「走行距離」「燃費」「ガソリン単価」が分かれば計算できます。

 

また、1kmあたりのガソリン代の目安は10~15円といえます。概算のガソリン代を計算したい場合は、1kmあたりのガソリン代の目安を走行距離に掛けると簡単に算出できます。

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