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2020.04.21

カーケア

ヘッドライトの黄ばみを放っておくと危険? 自分でできる正しい落とし方も解説

駐車場に車を停めたとき、自分の車のヘッドライトだけが黄ばんでいて気になったことはないでしょうか? この記事では、ヘッドライトの黄ばみが持つ危険性や黄ばみを落とす方法を解説します。黄ばみ落としについて、自分で行うときの手順や業者に依頼する場合の費用相場もご紹介しています。

2020.04.21

1.ヘッドライトの黄ばみにはどんな危険性が?

ヘッドライトが黄ばんでいると、どのような危険性があるのでしょうか?

 

夜間の走行で視界が悪くなる

ヘッドライトの表面が黄ばむ、曇ることによって光量が少なくなり、正常なときよりも視界が暗くなります。視界の悪さは交通事故につながる可能性があるため、ヘッドライトの黄ばみや曇りはできる限り落としておくのが良いでしょう。

 

また、現状は夜間走行に問題がなくても、「雨が降っている」「街灯が少なく暗い」といった悪条件が重なったときに一気に視界が悪くなり危険度が増します。

 

光度が基準値に満たない場合は車検に通らない

ヘッドライトの光度が基準値に満たない場合は、車検に通らず、ヘッドライトの修繕・交換が必要となります。光度の基準値は「道路運送車両法の保安基準」により定められています。

 

黄ばんだヘッドライト 通常のヘッドライト

 

車を安全に利用するためにも、ヘッドライトの黄ばみや視界の暗さを感じたら、放っておかずに黄ばみや曇りを落とすようにしましょう。

 

ヘッドライトの黄ばみを落とす具体的な方法は次でご紹介します。

 

2.ヘッドライトの黄ばみはどうやって落とす?

ヘッドライトの黄ばみ落としは、業者に依頼して行うのが一般的ですが、実は自分で行うこともできます。

 

ここでは、黄ばみを自分で落とす場合と業者に依頼する場合のそれぞれのやり方について解説します。

 

耐水ペーパーや専用クリーナーを使って自分で落とす

ヘッドライトの黄ばみを市販の耐水ペーパーや専用クリーナーを使って、自分で落とすことができます。ヘッドライトの黄ばみ落としは、作業の工程や使用する道具が少ないため自分でもやりやすいといえます。自分で行えば、業者に依頼するよりも費用が抑えられるため経済的です。

 

▼必要なアイテム

耐水ペーパーor専用クリーナー、コーティング剤

 

▼費用

数千円

ヘッドライトの黄ばみを落とす具体的な手順は次でご紹介します。

 

黄ばみ落としの手順

ヘッドライトの黄ばみ落としは、以下の4つの手順に沿って実施しましょう。

 

  1. 準備
  2. 耐水ペーパーでヘッドライト表面を磨く
  3. コンパウンドで磨き上げる
  4. コーティング剤を塗布する

1.準備

ヘッドライトを磨く前に、まずはヘッドライト表面のホコリや土などの汚れを水で洗い流します。表面に汚れが残っていると、耐水ペーパーなどで磨いたときに大きな傷がついてしまうためです。

表面の汚れを落としたら、ヘッドライトの周りをテープで保護しておきましょう。ヘッドライトを磨くときに誤ってボディを傷つける可能性があるため、念の為に保護しておくと安心です。

 

2.耐水ペーパーでヘッドライト表面を磨く

準備が整ったら、ヘッドライトに水をかけながら耐水ペーパーでヘッドライトの表面を磨き、黄ばみを落としていきます。このとき、耐水ペーパーは目が粗いものから使い、徐々に細かいものに変えていくと、きれいに黄ばみを落とせます。

 

【ポイント】

・耐水ペーパーで磨くときに力を入れすぎないこと

・磨いたときにできる傷を細かい目の耐水ペーパーでならしていくこと

3.コンパウンドで磨き上げる

ヘッドライトの表面の黄ばみが落ちたら、コンパウンド(研磨剤)を使ってさらに表面を磨いていきます。コンパウンドは液状やペースト状の研磨剤で、ボディについたキズ周りをなだらかにするときに利用されます。コンパウンドで磨き上げることで、ヘッドライトの表面の凹凸が平らになり、新たな汚れが定着しにくくなります

 

4.コーティング剤を塗布する

コンパウンドでヘッドライトを磨き上げたら、最後にコーティング材を塗って完了です。ヘッドライトの大敵である紫外線から表面を守るために、コーティングまで行いましょう。

 

コーティング専門店やガソリンスタンドなどの業者に依頼する

業者に依頼してヘッドライトの黄ばみを落としてもらうのも一つの方法です。黄ばみ落としの準備が面倒だったり、自分でちゃんとできるか心配だったりした場合は、業者に依頼した方が良いこともあります。

 

例えば、傷や材質の劣化などでできたヘッドライトの表面の凹凸は、研磨する技術がなければ簡単には平らになりません。また、専門の業者に依頼した場合、黄ばみをきれいに落としてくれる上に、プランによっては今後ヘッドライトが黄ばみにくくなるための保護まで行ってくれます。

 

黄ばみ落としの依頼先は、「ディーラー」「ガソリンスタンド」「カーコーティング専門店」「カーショップ」「自動車整備工場」などがあります。

 

それでは、これらの業者に依頼した場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか?

 

黄ばみ落としの相場は左右両方で5,000円~15,000円

ヘッドライトの黄ばみ落としにかかる費用の相場は、左右両方で5,000円~15,000円程度です。ただし、黄ばみ・傷の程度や依頼する業者によって費用は変わります。

 

例えば、車検に通すために、黄ばみを簡単に落とす程度であれば数千円でやってもらえる場合があります。一方、表面をきれいに磨いて新車同様にしてもらう場合は、15,000円程度か業者によってはそれ以上の費用がかかる場合があります。

 

ヘッドライトの黄ばみ落としを業者に依頼する場合は、目的に合わせて業者やプランを選ぶのが良いでしょう。

 

3.ヘッドライトの黄ばみの原因と防止策

そもそもヘッドライトはなぜ黄ばむのでしょうか? 最後にヘッドライトの黄ばみの原因とその防止策について解説します。

 

黄ばみの主な原因は紫外線

ヘッドライトが黄ばむ理由は、表面に使用される素材である「ポリカーボネート」が紫外線により劣化するためです。ポリカーボネートは衝撃に強く、透明性が高いといったメリットがある反面、紫外線に弱いのが特徴です。そのため、車を外に置きっぱなしにしていると紫外線の影響をより受けやすく、劣化が進みやすくなります

 

紫外線による劣化の他にも、以下の事象が原因で黄ばみがより進行する可能性があります。

 

  • 走行中、または洗車中に受ける傷によって、ヘッドライトのコーティングがはがれる
  • ヘッドライトの隙間からホコリなどの汚れが入ることで、内側が汚れる
  • ヘッドライトの電球から出る熱の影響を受ける

それでは、ヘッドライトの黄ばみを防ぐためには、具体的にどのような対策を取るのが良いのでしょうか?

 

ヘッドライトを黄ばみにくくする方法

ヘッドライトを黄ばみにくくするためには、できる限り車(ヘッドライト)に紫外線が当たらないようにしましょう。ヘッドライトに塗布したコーティングは紫外線から表面を守る役割を果たしますが、そのコーティング自体が紫外線によりはがれてしまいます。そのため、いくらコーティング剤を塗布していても、車を長時間停める場合はそもそも紫外線が当たらないように対策することが大切です。

 

直接紫外線からヘッドライトを守るために、以下のような対策が有効です。

 

駐車中はカバーをかける

 

  • 日向に駐車するのを控える
  • 屋根がある駐車場を利用する
  • 駐車中はカバーをかける

4.まとめ

ヘッドライトの黄ばみは、放っておくと最悪の場合事故につながることがあります。そのため、黄ばみに気づいたら早めに対処しましょう。

 

ヘッドライトの素材は紫外線に弱いため、日常的に紫外線から守ることを心がけると黄ばみの防止につながります。

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