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2020.03.27

SS活用術

【初心者向け】ガソリンスタンドで空気圧を点検できる? 頼み方・頻度も

「タイヤの空気圧をガソリンスタンドで診てもらいたいが、対応はしてもらえるのか、無料でやってもらえないのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 この記事では、タイヤの空気圧の点検や補充はガソリンスタンドでやってもらえるのか、またタイヤの空気圧をセルフで点検、補充する方法を解説します。他にも、空気圧が低いままのタイヤで走行したときの悪影響についてもご紹介します。

2020.03.27

1.ガソリンスタンドで空気圧の点検だけ頼むのはOK?

ガソリンスタンドでは、タイヤの空気圧の点検だけを行なってくれるのでしょうか?

 

点検してくれるが料金がかかることも

タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドでスタッフに依頼すれば点検・補充の対応をしてもらえます。ただし、ガソリンスタンドによっては点検・補充の費用を請求される場合があります。

 

ガソリンスタンドでタイヤの空気圧だけを調べてもらうことに抵抗がある場合は、給油のタイミングに合わせてお願いすると頼みやすいでしょう。

 

点検の目安は1カ月に1回

タイヤの空気圧を点検する目安は1カ月に1回以上が理想です。

 

タイヤの空気圧が抜けるタイミングは走行時だけではありません。膨らませたゴム風船がしぼむように、駐車しているときにも自然に空気が抜けるため、車を利用する頻度が少ない方でも1カ月に1回程度は点検しておくのがおすすめです。

 

タイヤの見た目だけでは空気圧の減り具合を確認することが難しいため、定期的に点検を行うようにしましょう。

 

セルフスタンドで点検することもできる

セルフのガソリンスタンドを利用する場合、ガソリンスタンドに用意されている空気圧の点検用機械を使って自分で点検できます。2章「ガソリンスタンドで空気圧を点検・補充する方法」で方法を詳しく解説します。

 

2.ガソリンスタンドで空気圧を点検・補充する方法

ガソリンスタンドでの空気圧の点検・補充のやり方が分かれば、自分の都合に合わせて点検や補充が行えます。

 

ここでは、空気充填機の使い方や点検・補充するときの注意点を解説します。

 

設置されている点検・補充の機械を使う

ガソリンスタンドに設置されている空気を入れる機械(空気充填機)を使って、タイヤの空気圧を点検・補充できます。空気充填機は、以下の3つの種類に分けられます。

 

  空気圧の調整方法 特徴
エアタンク型 「+」で空気を入れる
「-」で空気を抜く
空気充填機自体を動かせるため車の停車位置は気にしなくて良い
据え置き型(デジタル式) 適正の空気圧を入力すると自動で調整される 空気充填機の近くまで車を寄せなければならない
据え置き型(ダイヤル式) 適正の空気圧にメーターを合わせる(ダイヤルを回す)と自動で調整される 空気充填機の近くまで車を寄せなければならない

空気圧の詳しい調整方法は、空気充填機の説明書きに記載されています。機械によって操作が異なるため、しっかり確認してから利用しましょう。

 

点検・補充の3つのステップ

タイヤの空気圧を点検・補充する手順は、以下の3つのステップです。

 

タイヤ自体の適正な空気圧を確認する

タイヤの空気圧を点検する前に、まずはタイヤの適正な空気圧を確認しましょう。適正な空気圧は運転席ドアの近くに貼られている「タイヤ空気圧」のラベルに記載されています。

 

 

ラベルが見当たらない場合は車の説明書から確認できます。

 

なお、タイヤの適正な空気圧は車ごとに異なるため、車種やモデルが同じでも空気圧が同じとは限りません。

 

タイヤの空気圧を確認する

タイヤの適正な空気圧を確認できたら、次は現状のタイヤの空気圧を確認しましょう。

 

据え置き型を利用する場合は、空気充填機が自動で空気圧を調整するため、現状の空気圧の確認は不要です。

 

エアタンク式で空気圧を確認する手順は以下のとおりです。

 

  1. タイヤのエアバルブのキャップを外す

  2. 空気充填機のホースの先をエアバルブに押し当てる

  3. 空気圧の計測器(エアゲージ)で空気圧を確認する

空気圧が適正の数値を下回る場合は、タイヤに空気を入れる必要があります。

 

適正な空気圧に調整する

最後に空気充填機で空気圧の調整を行います。空気圧の調整方法は、空気充填機の種類によって異なります。「エアタンク式」「据え置き型(デジタル式)」「据え置き型(ダイヤル式)」の3つのタイプ別に調整方法をご紹介します。

 

・エアタンク式

「タイヤの空気圧を確認する」で行った手順3の続きで空気圧を調整します。

 

 

エアタンク式の空気圧調整の手順は以下のとおりです。

 

  1. 空気充填機に設置されている「+」「−」のボタンを押して適正な空気圧に調整する

    (「+」で空気を入れる、「−」で空気を抜く)

  2. タイヤの適正な空気圧に調整できたら、空気充填機のホースをエアバルブから離す

  3. エアバルブにエアキャップを取り付ける

・据え置き型

 

エアタンク式の場合は手動で空気圧を調整しますが、据え置き型の場合は適正な空気圧を設定すると自動で調整できます。また、据え置き型は「デジタル式」と「ダイヤル式」の2種類があり、空気圧の設定方法が異なります。

 

デジタル式とダイヤル式の空気圧調整の手順は以下のとおりです。

 

デジタル式

 

 

  1. 空気充填機に設置されている「+」「−」のボタンを押して適正な空気圧を入力する
  2. タイヤのバルブキャップを外す
  3. 空気充填機のホースの先をエアバルブに押し当てる
  4. 空気充填機から充填完了のサインが出たらエアバルブからホースを離す
  5. エアバルブにエアキャプを取り付ける

ダイヤル式

 

 

  1. 空気充填機に設置されているメーターの針をメーター横のダイヤルを回して適正な空気圧に調整する。
  2. タイヤのバルブキャップを外す
  3. 空気充填機のホースの先をエアバルブに押し当てる(空気が入り始めると音が鳴る)
  4. 音が鳴り止んだらエアバルブからホースを離す
  5. エアバルブにエアキャプを取り付ける

空気圧を点検・補充するときの注意点

タイヤの空気圧を点検・補充するときには「タイヤの温度」と「空気の入れすぎ」に注意しましょう。

 

タイヤが熱いときは控える

タイヤが熱くなっているときは空気圧の点検・補充を控えましょう。その理由は、タイヤが熱いとタイヤ内の空気が熱で膨張し、通常よりも空気圧が高くなるからです。

 

タイヤの空気圧の点検・補充はタイヤが熱いときを避け、タイヤが冷たくなっているときに行うのがおすすめです。例えば、路面温度が低い朝や夜、直前に走行してから時間が経過したタイミングが良いでしょう。

 

空気圧を高くしすぎるのはNG

タイヤの適正な空気圧よりも高くし過ぎる「空気圧過多」の状態にするのはNGです。なぜなら、空気が入り過ぎていることでタイヤの形が変形し、いくつかのトラブルが発生するためです。

 

トラブルの例
  • タイヤのセンターが部分的に摩耗するため、タイヤの寿命が早くなる
  • タイヤが損傷・破裂(バースト)しやすくなる
  • 跳ねるような感覚があり乗り心地が悪くなる

空気圧の持ちを長くしようとして、空気圧を高くし過ぎるのは控えましょう。

 

3.空気圧の点検・補充を怠るとどうなる?

タイヤの空気圧の点検を怠っていると、空気圧が低くなっていても気付けません。空気圧が低い状態になっていると、タイヤにはもちろん、タイヤの他にも悪影響が及びます。

 

ここでは、空気圧が低くなったときの4つの悪影響について解説します。

 

タイヤがパンクしやすくなる

タイヤの空気圧が低くなっていると、タイヤに傷が付いたり、ひび割れが起きたりしてタイヤがパンクしやすくなります

 

タイヤが損傷しやすくなるのは、タイヤの両端が部分的に摩耗するためです。空気圧が不足することによりセンターが浮いてしまい、地面との接地部分が端に集中します。地面との接地部分が端に偏ることで、タイヤの両端が部分的に摩耗してしまいます。

 

燃費が悪くなる

空気圧が低いタイヤは、車の燃費悪化を引き起こします。車の燃費が悪くなる要因はいくつかあり、その一つがタイヤの摩擦抵抗の増加です。

 

空気圧が不足したタイヤの場合、タイヤの接地面積が大きくなり通常よりも地面との抵抗が増えます。抵抗が増えることで、車はエネルギーを多く使うため、通常よりも燃費が悪くなります。

 

ハンドルが取られる

タイヤの空気圧が低い車はハンドルが取られやすくなります

 

本来、車のハンドルは、直線を走行するとき水平を保っています。これは、左右のタイヤの空気圧が均等であるためです。しかし、左右のタイヤの空気圧が均等ではない場合、空気圧の低いタイヤの抵抗が増え、抵抗が大きい方に車体は曲がっていきます

 

ハンドルが取られやすくなると走行時の危険性も増すため、空気圧の点検・補充をするときは左右のタイヤを同じ空気圧にすることが重要です。

 

ハンドルやブレーキがコントールできなくなる

タイヤの空気圧が低い状態で水が溜まっている路面を走行すると、ハイドロプレーニング現象が起こりハンドルやブレーキがコントロールできなくなります。

 

ハイドロプレーニング現象とは、タイヤと路面との間に水膜ができることによってタイヤが地面から浮いた状態を指します。本来であれば、タイヤは溝を通して排水するため、路面をつかんで回転しています。しかし、空気圧が低くなると、本来のタイヤの機能が働かず車をコントロールできないリスクが高まります。

 

4.まとめ

タイヤの空気圧はガソリンスタンドで点検・補充できます。スタッフがいる場合は給油のついでに頼むと良いでしょう。セルフの場合もスタンド内に空気充填機が設置されていれば自分で点検・補充ができます。

タイヤの空気圧が低いまま走行していると、燃費が悪くなったり、走行時の危険が増したりするため、最低でも1カ月に1回以上は点検を行うようにしましょう。空気圧の点検・補充ができる馴染みのガソリンスタンドがあれば安心です。

 

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