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2020.01.30

お悩み解決

ガソリンが吹きこぼれたらどうする!? 対処法やこぼれる原因を解説

「セルフ式のガソリンスタンドで、ガソリンや軽油が吹きこぼれてしまった…… 」 そんなときは焦らずに対処しましょう。 ここでは、ガソリンや軽油が「自分や同乗者にかかったとき」「車のボディやタイヤにかかったとき」などの状況別に、すぐにできる対処法や注意点をご紹介します。 吹きこぼれの原因と防止策もご紹介しているので、吹きこぼれが心配な方もぜひ参考にしてください。

2020.01.30

1.ガソリンが吹きこぼれたときの対処法は?

セルフ式の給油でガソリンや軽油を吹きこぼしてしまったら、まず給油キャップを閉めましょう。ガソリン・軽油は揮発性が高く、気化した蒸気に引火する危険性があります。吹きこぼれの対処をする前に、必ず行ってください。

 

給油キャップを締めたら、ガソリンや軽油がこぼれた状況に応じて、適切な対処をしましょう。以下で、「同乗者にかかった場合」「車に付着した場合」など、状況別に対処法を解説します。

 

自分や同乗者などにかかった

吹きこぼしたガソリン・軽油が、自分や同乗者などの人体にかかった場合、かかった部位やかかり方によって応急処置の方法が異なります

 

 

 

ケース別の応急処置

 

  • 眼に入った

キレイな水で15分間以上、眼を洗浄してから医師の手当を受けてください。

 

  • 皮膚にかかった

水とせっけんでガソリン・軽油がかかった部分を洗ってください。

 

  • 吸入してしまった

新鮮な空気が吸える場所に移動し、体を毛布や上着などで保温した上で安静を保ち、医師の手当を受けてください。

もし、呼吸が止まったり、弱まったりしている場合は、着ている服を緩め、呼吸気道を確保して人工呼吸を行ってください。

 

  • 口に入って飲み込んでしまった

無理に吐こう、または吐かせようとせず、速やかに医師の手当を受けてください。ガソリン・軽油が口の中に入ったら、水で洗浄してください。

 

参考:「JXTGエネルギー よくあるご質問 ガソリン・燃料油 人体への応急処置を教えてください。(ガソリン・軽油・灯油・重油共通)

ここで挙げている対処法は応急処置なので、念のため、医師の手当を受けましょう。また、セルフ式のガソリンスタンドでもスタッフが1名以上常駐しているため、呼び出し用インターホンからスタッフを呼び出し、処置を手伝ってもらいましょう

 

車のボディに付着した

速やかにガソリン・軽油がかかった部分をタオルで拭き取り、水で流しましょう。付着したガソリン・軽油が少量で、すぐに拭き取れれば、ボディの表面にシミができるといった影響は軽減されます。

 

処置をしてもなお気になるようであれば、中性洗剤やカーシャンプーを使って付着した箇所を洗ってからワックスをかけておくと汚れが目立ちにくくなるでしょう

 

【注意点】

ガソリン・軽油は揮発性が高く、すぐに乾いてしまいますが、ガソリン・軽油の成分が残る可能性があるため、付着したらすぐに拭き取りましょう。ただし、給油キャップを閉めてからにしてください。

 

【放っておくと】

ボディに付着したガソリン・軽油がボディの塗装表面に染み込んでシミになる可能性があります。塗装が変色してしまうと自分で回復させることが難しくなるため、専門の業者に修繕してもらいましょう。

タイヤに付着した

タイヤにガソリン・軽油が付着した場合も、ボディに付着したときと同様にタオルで拭き取り、水で洗い流しておくと、影響はほとんど出ないでしょう。ただし、ボディに比べ拭き取りにくい場所なので、難しければ水で洗い流すだけでも良いでしょう。

 

【注意点】

ガソリン・軽油は揮発性が高く、すぐに乾いてしまいますが、ガソリン・軽油の成分が残る可能性があるため、付着したらすぐに拭き取りましょう。ただし、給油キャップを閉めてからにしてください。

 

【放っておくと】

ガソリン・軽油の成分がタイヤに残ったまま、あるいは長時間タイヤに浸った状態になると、タイヤがガソリン・軽油を吸収してしまい、変形したり、ひび割れしたりする可能性があります。

地面にこぼした

地面にガソリン・軽油をこぼしてしまったら、ガソリンスタンドのスタッフを呼び出しましょう。スタッフ呼び出し用インターホンがあるので、地面にガソリン・軽油をこぼしてしまったことを伝えて、スタッフに後の対処を任せましょう

 

2.ガソリンが吹きこぼれる原因

ガソリン・軽油が吹ききこぼれるのは、オートストッパー機能が正常に働いていないことが原因です。本来、ノズルに内蔵されているセンサーが満タンを検知し、自動的に給油が止まります。これを「オートストッパー機能」といい、この仕組みがあるので、ガソリン・軽油を安全に給油することができます。しかし、給油のやり方によっては、オートストッパー機能が働かないケースがあります。

 

ここでは、オートストッパー機能が働きづらい3つの条件を解説します。

 

給油ノズルが奥まで差し込まれていない

給油ノズルが奥まで差し込まれていない場合、ノズル内部のセンサーが作動せず、オートストッパー機能が働かない場合があります。オートストッパー機能を正常に働かせるには、ノズルの先端が燃料タンク内の壁に当たる所まで差し込みましょう

 

車種によって、ノズルの根本まで差し込めないケースがありますが、ノズルの先端がしっかり入っていれば問題ありません。

 

給油ノズルのレバーの引きが弱い

給油ノズルのレバーの引きが弱い場合、ノズルから排出されるガソリン・軽油の流量(単位時間に流れる量)が少なくなることでオートストッパー機能が働きにくくなります。オートストッパー機能を作動させるには、レバーをしっかり引いたときの流量を保つ必要があります

 

ただし、レバーを一気に強く引くとガソリン・軽油が勢いよく出てしまい、燃料タンクの側面に当たったガソリン・軽油が跳ね返ってきます。こういった状況を避けるため、レバーの引きは徐々に強めるよう注意しましょう。

 

継ぎ足し給油をする

継ぎ足し給油は、レバーの引きが弱い場合と同じく、ノズルから排出されるガソリン・軽油の流量が少なくなるため、オートストッパー機能が働きにくくなります。オートストッパー機能により給油が停止したら、継ぎ足しはせずに給油を終えましょう。

 

3.まとめ

セルフ式のガソリンスタンドでガソリン・軽油を吹きこぼしてしまったら、まずは給油キャップを閉めた上で、適切な処置を行い、人体にかかった場合は医師の手当を受けましょう。

 

吹きこぼれはノズルのオートストッパー機能が正常に働いていないことが原因で起こります。ノズルの差し込み位置、レバーの引きの強さ、継ぎ足し給油に注意すると、吹きこぼれの可能性が減るので、心配な方は給油のときに意識してみましょう。

 

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