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2020.01.30

お悩み解決

【初めてでも安心】車検のやり方ガイド 用意する書類は?費用比較も

車検が近づいてきたら「いつ頃から準備が必要?」「どの業者に頼めばいいのか分からない」といった方も多いはず。 そもそも車検とは、2年ごとに車が安全・環境の基準に達していることを証明する検査です。「新車の場合、初回の車検は3年目」「新車のレンタカーの場合は初回2年目で以降は毎年」などのルールが道路運送車両法により定められています。 ここでは、初めての車検を迎える方に、車検のやり方や流れをご紹介します。

2020.01.30

1.車検のやり方

車検を受けるとき、どのようなやり方があるのでしょうか? やり方の種類別に費用やメリット・デメリットについても解説します。

 

  ディーラー 民間整備工場 ガソリンスタンド

費用(法定費用を含む)

軽自動車:70,000円前後

普通自動車:90,000円前後

軽自動車:60,000円前後

普通自動車:80,000円前後

軽自動車:50,000円前後

普通自動車:70,000円前後

メリット

  • 自社メーカー車に対する設備と知識を生かした点検・整備で安心できる
  • 指定整備工場を併設している場合が多い
  • ディーラーよりも費用を抑えられる
  • 指定整備工場の場合は整備から車検までの流れが円滑で車検期間を短くできる
  • ディーラー、民間整備工場よりも費用を抑えられる
  • 給油のついでに見積もりが取れて手軽
  • ガソリン割引や無料点検などの特典がもらえる場合がある

デメリット

  • 民間整備工場やガソリンスタンドに比べると費用が高くなる傾向がある
  • 整備専門業者だが工場によって施設や整備に関する知識・技術にばらつきがある
  • 取り扱う車種が多く、ディーラーに比べ、整備の技術や知識の専門性が高くない傾向がある

 

ディーラーや民間整備工場に依頼するのが一般的

車検を受けるときは、車を購入したディーラーや車の整備を専門とする民間整備工場に依頼するのが一般的です。

 

ディーラー|メーカーの正規取引店ならではの高い専門性

車を購入したディーラーに依頼して車検を行うことができます。

 

費用は軽自動車で70,000円前後、普通自動車で90,000円前後が相場です。車検にかかる日数はディーラーの各店舗によって異なります。1~2日で終わることもあれば、予約状況によっては1週間程度かかることも。ディーラーはメーカーの正規取引店ならではの設備や知識を生かした点検・整備をしてくれるので、安心して依頼することができます。

 

ただし、これから紹介する民間整備工場やガソリンスタンドに比べると費用は割高になる傾向があります。

 

民間整備工場|指定整備工場であれば整備から車検まで完結できる

指定整備工場の場合は工場内で点検・整備から車検を行うことができます。

 

費用は軽自動車で60,000円前後、普通自動車で80,000円前後が相場です。車検期間の目安は1~2日ですが、整備を行った工場で車検まで行えて車の移動がないため、工場によっては数時間で終わる場合があります。また、費用はディーラーよりも民間整備工場の方が安い傾向にあります。

 

ただし、設備や取り扱う部品は工場によって異なるため、仕上がりも工場によってばらつきが出る可能性があります。

 

ガソリンスタンド|手軽でリーズナブル

給油などで利用するガソリンスタンドに依頼して車検を行うことができます。

 

費用は軽自動車で50,000円前後、普通自動車で70,000円前後が相場です。車検にかかる時間は数時間~3日程度で、店舗によって異なります。ディーラー、民間整備工場に依頼する車検に比べて費用が安い傾向にあります。メリットは、給油のついでに手軽に見積もりを依頼できることです。また、ガソリン割引や車検後の無料点検サービスなどのうれしい特典がもらえる場合も。

 

一方で、ディーラーに比べると取り扱う車種が広範囲になるため、スタッフの知識や技術の専門性が高くない傾向があります。ただし、国から認められた指定整備工場を併設しているガソリンスタンドであれば、車検や整備に関する国家資格を持つスタッフがいるので、安心して依頼することができます。

 

自分で車検に出す「ユーザー車検」も可能

業者に依頼する車検のやり方以外にも、車の所有者本人が車検場に持ち込んで車検を受ける「ユーザー車検」があります。点検・整備のみ業者に依頼し車検場への持ち込みは自分で行うパターンや、点検・整備まで全て自分で行う場合もあります。

 

ユーザー車検は、業者に依頼する作業を減らし、車検にかかるコストを下げることができます。自分で点検や書類作成などをする必要があることから、車に詳しい方が向いています

 

2.車検の流れ

 ここでは、車検の準備から完了するまでの流れや準備のポイント、提出する書類についてご紹介します。

 

準備~車検の完了までの流れ

「依頼先の検討」から始まり、「相見積もりの確認」「予約・書類の準備」「車の引き渡し」「車検結果の確認・車の引き取り」までが大まかな車検の流れです。

 

 

車検の流れ

車検の依頼先を検討する

業者に車を持ち込み、検査を受け実際の車検でかかる費用を見積もってもらう

見積もりを比較する

業者を決めて予約を取る

車検に必要な書類を準備する

業者に車を引き渡す

車検結果の報告を受ける

費用を精算する

車を引き取り、車検完了

 

準備を始める時期や業者選びのポイントは以下の通りです。

 

準備は満了日の2カ月ほど前から始める

依頼する業者の選定や提出する書類の準備は車検の満了日の2カ月ほど前から始めるのが良いでしょう。

 

車検は満了日の1カ月以上前から受けられますが、その分次の車検満了期間が前倒しされるため、数カ月前から準備を始めるのは得策ではありません。業者選定や書類準備の期間を取っておくのは重要ですが、見積もりを取ったときから期間が経つと車の状態が変化し見積もりの内容も変わってきます。

 

一方で、準備を始めるのが遅くなり業者への依頼が満了日ぎりぎりになると、既に予約が埋まっていて期日までに車検に出せない可能性もあります。

 

相見積もりを取って費用やサービス内容を比較する

複数の業者から相見積もりを取り、費用やサービス内容を比較して自分に合った業者を選びます。

 

業者を選ぶ際のポイントは、費用だけで決めないことです。点検・整備の品質や車検にかかる期間、アフターフォローなども考慮に入れましょう。車検の機会に手厚く整備を行いたい、あるいは車検に通るために最低限の整備に留めてほしい、といった希望を業者に伝えてみると良いでしょう。

 

準備する書類は3種類

業者に依頼する場合、車検に必要な書類は「車検証」「自賠責保険証」「自動車納税証明書」の3種類です。

 

車検に必要な書類※業者に依頼する場合

1.車検証(自動車検査証)

2.自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書))

3.自動車税納税証明書(継続検査用)

 

1.車検証

車検証(自動車検査証)は、車が安全に運転できる状態であることを証明する書類で、車の使用者の氏名や車検の有効期限などが記載されています。新車を購入した場合は、ディーラーから受け取るのが一般的です。運転時携帯しておく必要があります。

 

2.自賠責保険証

自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)は、自賠責保険に加入した時に発行される書類です。自賠責保険は、対人補償を前提としており、車の所有者に加入が義務付けられています。

 

自賠責保険の加入期間が車検の有効期間(2年間)を上回らなければ車検に通らないことから、車検時に24カ月、または25カ月間加入するケースが一般的です。自賠責保険証も車検証と同様、車を運転時には携帯していなければなりません。

 

3.自動車税納税証明書(継続検査用)

自動車税納税証明書(継続検査用)は、自動車税の納付が適切に行われたことを証明する書類です。毎年5月に自動車税の納付書が送付され、翌6月までに納付しなければなりません。かつては車検時に提出が必要でしたが、2015年4月から以下の条件を満たしていれば提出を省略できるようになりました。

  • 自動車税を期限内に納付している
  • 自動車税の納付後、2〜4週間程度経過している(期間は各都道府県によって異なる)

 

ただし、軽自動車と二輪車は提出を省略できないので、車検前に必ず用意しておきましょう。

 

ユーザー車検の場合は、上記の3つの書類に加えて、下記の書類を用意する必要があります。

 

 

4.自動車検査票

5.自動車重量税納付書

6.継続検査申請書

7.定期点検整備記録簿

 

4~6の書類は陸運局で配布されています。車検当日までに入手し、必要事項を記入しておきましょう。「7.定期点検整備記録簿」は、車検前に24ヶ月点検を行った場合に必要となります。

 

3.車検を受けるときの注意点

車検のトラブルを回避するために注意すべきポイントを解説します。

 

必要書類を車検前に必ずチェックする

書類が1点でも漏れていると車検に通らないので、必要書類がそろっているかを車検前に必ずチェックしましょう。

 

車検期限の直前に必要書類の紛失が判明しても、再発行が間に合わない可能性があります。車検の見積もり・準備段階で必要書類を確認しておくと安心です。

 

車検切れしてしまったら公道を走るのはNG

車検切れになった車で公道を走るのは道路運送車両法違反となります。車検に出すためであっても、車検の有効期限を1日でも過ぎていたらそのまま公道を走ることはできません。

 

この場合、自治体にて仮ナンバー(自動車臨時運行許可)を申請・取得するか、専門の業者に依頼して積載車やレッカー車などで移動する方法があります。いずれも手間や費用がかかるため、車検期間には注意して準備を進めましょう。

 

また、車検切れと同じく、満了期間に注意しておきたいのが自賠責保険の期限切れです。自賠責保険の期間が過ぎた状態で走行するのは違法行為となり、車検切れよりも重い罰則を受けます。期限切れになっている場合は、運転する前に損保会社や車の販売店などで必ず再加入しましょう。

 

【コラム】日常点検で車検の費用は抑えられる?

日常的に車の点検をしておくことで、車検のときに大きな整備や修理が発生しにくく、結果的に車検費用を抑えられます。

 

車検のタイミングは法定点検(24ヶ月点検)とタイミングが重なるため、法定点検の項目も車検とセットで整備対象となります。点検によって、修理やパーツ交換が必要と判断されればこれらの費用が加算され、通常の車検費用よりも大幅に増えてしまうケースがあります。

 

車の点検はガソリンスタンドでも行うことができるので、給油のついでに点検サービスを利用してみるのも良いでしょう。

 

ENEOSの点検・整備サービスについて詳しくは→「Dr.Drive 点検・整備(無料安全点検)

 

4.まとめ

車検の費用やメリット・デメリットは業者によって異なるので、業者選びのときはこれらを比較して自分に合った所を選びましょう。また、車検に出すには業者の選定や相見積もりの手配、書類の準備が必要です。車検切れにならないよう、余裕を持って計画的に進めましょう。

 

ENEOSでは、国家資格整備士の資格などを持った車検のプロが対応します。最短1日で車検が完了するため、普段の給油と同じように気軽に実施いただくことができます。

 

ENEOSの車検サービスについて詳しくは→「Dr.Drive 車検(DD車検)

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