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2020.02.03

お悩み解決

【車のトラブル】定期点検の期間が過ぎた……対処法や業者別の比較も

フロントガラスのダイヤルステッカーを見たら、日付が過ぎてしまっていた……なんて経験はないでしょうか?ここでは、定期点検の期間が過ぎてしまったときの対処法をご紹介します。定期点検の制度内容や罰則規定、費用、車検と定期点検の違いについても解説します。

2020.02.03

1.定期点検の期間が過ぎていたらどうなる?

定期点検の期間が過ぎてしまった場合、法律違反になるのでしょうか? まずは、気になる罰則の有無について解説します。また、点検期間が過ぎていたときにすべきことや、未点検のリスクについてもご紹介します。

 

違反だが罰則はない

定期点検は道路運送車両法で義務づけられているため、期間内に実施していないと法律違反となります。ただし、罰則規定がないため、罰金や運転免許の点数が引かれるといったペナルティはありません

 

罰則がないからといって定期点検を怠っていると、故障のリスクが高まり思わぬ事故を引き起こす原因になるので、必ず実施しましょう。

 

【コラム】期間が過ぎたステッカーは剥がしていい?

定期点検の期限が記載されているステッカーは、期限が過ぎたら剥がして問題ありません。むしろ、期間が過ぎた定期点検のステッカーはすぐに剥がしましょう。定期点検を受けずに期限が切れたステッカーを貼り付けたままにしておくと、道路運送車両法で決められている保安基準違反で30万円以下の罰金が科されます。

 

期間が過ぎても点検を受けられる

定期点検は期間が過ぎていても受けられます。そして、定期点検は法的な義務ですが、実利的にも点検を受けておくべき理由があります。

 

例えば、定期点検を怠ったことが原因でメーカー保証の対象外となる可能性があります。車が故障してメーカー保証を受けようとしても、定期点検を実施していないために、保証から外されてしまいます。こういったトラブルが起きる前に、未点検であると気づいたタイミングですぐに対処しましょう。

 

2.定期点検とは?

そもそも定期点検とは、どのような制度なのでしょうか? ここでは、これから定期点検を実施する方のために、制度の概要や業者に依頼するときにかかる費用、具体的な検査項目について解説します。

 

12ヶ月ごとに受ける点検

自家用車の場合、12ヶ月点検と24ヶ月点検を合わせて定期点検といいます。道路運送車両法で定められていることから法定点検ともいわれます。定期点検(法定点検)は2回で1セットと考えられていて、車を購入してから1回目が12ヶ月点検で、2回目が24ヶ月点検となります。

 

ちなみに、定期点検と混同されやすい「点検」で車検が挙げられますが、点検の目的が異なり、全く別物です

 

 

1回目|12ヶ月点検

車を購入してから1年後、または24ヶ月点検の1年後に受ける定期点検を12ヶ月点検といいます。

 

12ヶ月点検の点検項目は全部で26個ありますが、専門的な知識や技術は不要なので説明書などを見ながら自分で行うこともできます。自分で点検をした場合、購入時に車検証と一緒に受け取る「点検整備記録簿」に必要事項を記入して完了です。

 

2回目|24ヶ月点検

12ヶ月点検の1年後に受ける定期点検を24ヶ月点検といいます。ただし新車の場合は、最初の2年は12ヶ月点検、3年目以降24ヶ月点検と12ヶ月点検を交互に受けることになります。

 

24ヶ月点検の点検項目は56個となり、点検に必要な設備や知識も増えます。そのため、自分だけで点検作業を行うのは難しく、また車検と24ヶ月点検のタイミングが重なることから、両方の点検作業をまとめて業者に依頼するのが一般的です。

 

<新車購入の場合の定期点検と車検の周期>

  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
定期点検の種類 12ヶ月点検(26項目) 12ヶ月点検(26項目) 24ヶ月点検(56項目) 12ヶ月点検(26項目) 24ヶ月点検(56項目)
車検の有無     有り(20項目)   有り(20項目)

車検と24ヶ月点検をまとめて依頼できる業者は「ディーラー」「ガソリンスタンド」「カー用品店」などがあります。

 

定期点検にかかる費用と時間

それでは業者に依頼する場合の費用や所要時間について解説します。 24ヶ月点検は車検のメニューに含まれることが多いため、ここでは12ヶ月点検について取り上げます。

 

12ヶ月点検の費用は約6,000円~20,000円

12ヶ月点検にかかる費用相場は約6,000円~20,000円です。ただし、車種や業者によってばらつきが見られます。

 

ガソリンスタンドやカー用品店で行う12ヶ月点検は、ディーラーと比べると費用が安めになっています。ディーラーの費用は高めになっていますが、12ヶ月点検の対象項目でない箇所まで点検・整備してくれる、など充実のサービスが受けられる場合があります。

 

12ヶ月点検にかかる時間は1~2時間程度

12ヶ月点検にかかる時間は1~2時間程度で、業者による差はほとんどありません。ただし予約をせずに行くと長時間待つ可能性もあるので、事前の予約をおすすめします。時間に余裕があれば、ガソリンスタンドに立ち寄ったり、カー用品店で買い物をしたりするついでに点検してもらうのも良いでしょう。

 

<【業者別】12ヶ月点検の費用と時間の比較表>

  ディーラー ガソリンスタンド カー用品店

費用

10,000円〜20,000円

7,000円〜15,000円

6,000円~9,000円

所要時間

1~2時間

1~2時間〜

1~2時間

 

定期点検の検査項目

点検箇所は「かじ取り装置」「制動装置(ブレーキ)」「走行装置」など12ヶ月点検で7箇所26項目、24ヶ月点検で10箇所56項目あります。箇所によってはさらに細かく、「ブレーキ・ペダル」「駐車ブレーキ機構」「ホース及びパイプ」などの部品や部位がチェックポイントとして含まれています。

 

ベルトの緩みやブレーキの効き具合など、一部の項目は車に乗りながら簡単に点検できます。ただし、場所によっては点検が難しいものもありますので、自信がない場合は業者に任せるのが安全です。

 

3.まとめ

定期点検の期限内に点検が完了していないと、法律違反になってしまいます。未点検でも罰則はありませんが、故障の不安やリスクを抱えながら運転するのもストレスがかかります。期限を過ぎてしまっても点検できるので、給油のついでにガソリンスタンドなどの定期点検サービスを活用してみると良いでしょう。

 

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