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2021.12.24

お悩み解決

【矢印の道路標識一覧】標識の種類別に意味や罰則内容を解説

道路を走っているとたくさんの標識を目にするものです。ドライバーの中には、標識の意味がうろ覚えになっている方もいるでしょう。特に、矢印のつく標識が多いため、勘違いして覚えているかもしれません。この記事では、矢印のついた標識を色と形別に分けて紹介し、ルールの概要や罰則内容について解説しています。

2021.12.24

1.【色・形別】矢印のある道路標識一覧

矢印が用いられた標識は多く、曖昧に覚えて運転していると、違反や事故につながる可能性があります。ここでは、色と形別に矢印のある道路標識を一部ご紹介します。中には、普段見かけない標識もあるかと思いますが、見かけたときにルール通り通行できるよう覚えていてください。また、罰則や走行時の注意点についても一部紹介しています。

 

青地の丸の中に白い矢印のある標識

青地の丸の中に白で矢印のある標識には以下の3種類があります。標識名や意味について紹介します。

 

標識 標識名 意味
指定方向外進行禁止1指定方向外進行禁止2 指定方向外進行禁止

交差点において表示されている矢印の方向以外への進行禁止。

 

<罰則>
標識を無視した場合、通行禁止違反となり点数2点、反則金7,000円が科される。

原動機付自転車の右折方法(二段階) 原動機付自転車の右折方法
(二段階)

原動機付自転車は交差点で二段階右折をしなければならない。

 

<罰則>
原動機付自転車走行時に標識を無視した場合、交差点右左折方法違反となり点数1点、反則金3,000円が科される。

環状の交差点における右回り通行 環状の交差点における
右回り通行

環状の交差点内で右回り(時計回り)で通行しなければならない。

ちなみに、日本で環状交差点(ラウンドアバウト)が最も設置されているエリアは宮城県です。東日本大震災の出来事を教訓とし、地震発生時に信号機が故障しても走行できる環状交差点が設置されています。見かけない方も多いかもしれませんが、環状交差点には走行するときのルールがあり、違反すれば罰則があります。環状交差点のルールについては警視庁の「環状交差点の交通規制について」をご確認ください。

 

青地の四角の中に白い矢印のある標識

青地の四角の中に白い矢印のある標識は、規制をするものから案内をするものまで幅広くあります。街でよく目にする青地の四角に白矢印が書かれた標識の標識名と意味を紹介します。

 

標識 標識名 意味
一方通行 一方通行

標識より先の道路において、車両は矢印の方向のみ通行可能。

 

<罰則>
逆走した場合、通行禁止違反となり点数2点、反則金7,000円が科される。

進行方向別通行区分進行方向別通行区分 進行方向別通行区分

標識の先の交差点では、進行方向別に指定された車線を通行しなければならない。

 

<罰則>
指定された方向に進まなかった場合、指定通行区分違反となり点数1点、反則金6,000円が科される。

専用通行帯 専用通行帯

特定の車両(今回の場合はバス)が通行するための車線。原則として、他の車両は通行禁止。

 

<罰則>
特定の車両以外が通行した場合、通行帯違反により違反点数1点、反則金6,000円が科される。

赤色の丸の中に青い矢印のある標識

赤色の丸の中に青い矢印のある標識には「禁止」の意味があります。ここでは4つの標識名と意味、違反時の罰則について紹介します。

 

標識 標識名 意味
車両横断禁止 車両横断禁止

道路を横断して右側にある施設や駐車場などへ進入してはならない。

 

<罰則>
横断した場合、指定横断等禁止違反となり点数1点、反則金6,000円が科される。

転回禁止 転回禁止

転回(Uターン)をしてはならない。

 

<罰則>
転回した場合、指定横断等禁止違反となり点数1点、反則金6,000円が科される。

追越しのための右側部分はみ出し通行禁止 追越しのための右側部分
はみ出し通行禁止

道路の右側(対向車線)にはみ出しての追い越しをしてはならない。はみ出さないのであれば追い越し可能。

 

<罰則>
はみ出して追い越した場合、追い越し違反となり違反点数2点、反則金9,000円が科される。

原動機付自転車の右折方法(小回り) 原動機付自転車の右折方法
(小回り)

原動機付自転車は、車や普通二輪車などと同様に、直接交差点に進入して右折しなければならない。

 

<罰則>
二段階右折をした場合、交差点右左折方違反となり点数1点、反則金3,000円が科される。

黄地のひし形の中に黒い矢印のある標識

黄地のひし形の中に黒い矢印のある標識は、運転者に注意を促す意味があります。ここでは7つの標識を紹介します。

 

標識 標識名 意味
ロータリーあり ロータリーあり

前方にロータリーやロータリー交差点があることを示す。

 

<注意点>
ロータリーは、優先権が合流する側にあり、環状交差点(ラウンドアバウト)とは違うもの。

右(又は左)方屈曲あり 右(又は左)方屈曲あり

右、または左方向へのカーブがあることを示す。

右(又は左)方屈折あり 右(又は左)方屈折あり

右または左方向への急な曲がり道があることを示す。

右(又は左)方背向屈曲あり 右(又は左)方背向屈曲あり

右カーブのあとに左カーブ、または左カーブのあとに右カーブが連続している道があることを示す。

右(又は左)方背向屈折あり 右(又は左)方背向屈折あり

右に屈折したあとに左に屈折、または左に屈折したあとに右に屈折する道があることを示す。

右(又は左)つづら折りあり 右(又は左)つづら折りあり

勾配でカーブが連続する道があることを示す。

二方向交通 二方向交通

センターラインや中央分離帯のない、対面通行の道路であることを示す。

 

<注意点>
センターラインがないからと道路中央を走行すると危険。

白地の四角に赤い矢印のある標識

白地の四角に赤い矢印のある標識は、本標識の内容を補足するためのものです。4つの標識の意味を紹介します。

 

標識 標識名 意味
始まり 始まり

本標識の規制がここから始まることを示す。

区間内 区間内

本標識の規制の区間内であることを示す。

終わり 終わり

本標識の規制がここで終わることを示す。

方向 方向

本標識が示す路線や施設がある方向を示す。

2.意味を間違えやすい矢印の標識

色合いや形が似ていて意味を間違えやすい標識や標示板はいくつもあります。運転中に標識の意味を勘違いすると、事故や違反の原因となりかねません。ここでは、2つの間違いやすいケースを紹介します。

 

(1)「一方通行」と「左折可」

一方通行と左折可は色使いが逆になっているため、見間違いがちです。

 

一方通行 左折可
一方通行 左折可
意味

標識より先、車両は矢印の方向のみ通行可能。

信号にかかわらず左折可能。

 

例えば、一方通行の標識だと思い赤信号で停止していると、後続車からホーンを鳴らされる事態になりかねません。左折可と一方通行には、設置数に大きな違いがあり、一方通行が圧倒的に多数です見かけることの多い一方通行の標識を正しく理解し、左折可を一方通行ではないが似ている標示として認識しておけば出くわしたときにも思い出しやすくなります

 

ちなみに、左折可は道路標識令に記載がないため標識とは呼びません。ただし、警察の交通規制基準には明記されており「標示板」と呼ばれます。

 

(2)「始まり」と「終わり」

始まりと終わりの標識は向きが逆になっており、どちらだったか走行中に分からなくなることがあります。

 

始まり 終わり
始まり 終わり
意味

本標識の規制がここから始まることを示す。

本標識の規制がここで終わることを示す。

 

例えば、最高速度の標識の下に始まりの標識があるにもかかわらず、終わりと勘違いしてスピードを出して速度超過で取り締まられる可能性があります。始まりの矢印は車道側を指しているため「本標識の規制がかかる道を指している」と覚えておけば間違いを減らせます。

 

3.まとめ

矢印が使われる道路標識は多く、勘違いして覚えていると事故やトラブルになりかねません。今回は矢印が使われる標識を色と形別に紹介しました。中には色や柄が似ている標識もあり、見間違えないように注意が必要です。自分の標識に関する認識の正確性について、ここで紹介した一覧表や教習所でもらった参考書を使って定期的に確認できると良いでしょう。

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