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2021.07.15

お悩み解決

バイパスとは?高速道路との違いや走行時の注意点も解説

バイパスという言葉を運転中に目にしたり耳にしたりすることはあるものの、意味は理解していないというドライバーの方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、バイパスの意味や役割、よくある疑問、走行時の注意点についてご紹介します。

2021.07.15

1.バイパスとは?意味や役割は?

バイパスとは、迂回させるための道を意味します。他にも、道路や医療の現場、電気回路などさまざまな場面で使われる言葉です。ここでは、道路におけるバイパスの意味や役割についてご紹介します。

 

バイパスは混雑緩和のための迂回路

バイパスは、慢性的な渋滞が起こっている道路の近くに作られる迂回路であり、その地域に用事のない車の交通量を分散できるため混雑緩和に役立っています。バイパス道路は一般道路であることが多いですが、有料道路や高速道路と一体になっているタイプもあります。

 

バイパスの役割は渋滞回避や排気ガスの軽減

バイパスの役割は慢性的な渋滞の緩和や排気ガスの軽減です。バイパスは都市部や市街地で慢性的な渋滞が発生している道路の迂回路として、広い道幅で直線的に、交差点や信号が少なく作られるので、渋滞の緩和に効果的です。バイパスによって交通量が分散されると排気ガスの軽減にもつながります。他にも、山間部は災害による土砂崩れで通行できなくなる可能性や、勾配のきつい坂や急カーブが連続して走行しにくい場合があるのでバイパスが作られることもあります。

 

2.バイパスについてのよくある疑問

バイパスを通ったことがある方でも、高速道路との違いは何か、料金がかかるのかといった疑問をお持ちだと思います。ここでは、バイパスのよくある疑問について解説します。

 

バイパスと高速道路は何が違う?

バイパスと高速道路の違いは距離と制限速度です。バイパスはほとんどの場合、県内の都市を結ぶような数kmから数十kmの道路です。標識がなければ最高速度は60km/hに設定されています。一方で、高速道路は全国の地方都市を結ぶ数十kmから数百kmの道路です。標識がなければ最高速度が100km/h、最低速度が50km/hに設定されています。

 

  バイパス 高速道路
距離 主に数km~数十km 主に数十km~数百km
制限速度 標識がなければ最高速度60km/h 標識がなければ
最高速度100km/h
最低速度50km/h

名神高速道路と直結している京滋バイパスのような高速道路と一体となっているバイパスや、静岡県の浜名バイパスのように最高速度が80km/hに設定されているバイパスなど例外もあります。

 

バイパスは通行料金がかかる?

多くのバイパスは一般道路なので通行料金がかかりませんが、一部のバイパスでは通行料金がかかる有料道路となっている場合もあります。有料となるのは、高速道路と一体となっている場合か、バイパスの建設費を回収する目的がある場合です。

 

建設費を回収できれば、無料開放される有料バイパスもあります。ただし、無料開放に伴い交通量が増加した場合、渋滞緩和や事故時の車線確保のため車線を増やすことを目的に再び有料化されることもあるようです。

 

バイパスは原付で通行できる?

バイパスには自動車専用道路とそうでない場合があるので、一概に通行できるかどうかの断言はできません。ただし、バイパスが自動車専用道路であれば、原付は通行禁止です。自動車専用道路では、自転車等の軽車両や原動機付自転車、125cc以下の自動二輪車は通行禁止とされており、入り口に以下のような看板が設置されています。

 

標識 標識名 標識の意味
自動車専用 自動車専用 高速自動車道もしくは自動車専用道路である。
歩行者、原動機付自転車、軽車両などの通行はできない。
車両通行止め・補助標識 上:車両通行止め
下:補助標識
車(自動車・原動機付自転車・軽車両)は通行できない。
補助標識が付いている場合、記載されている車両は通行できない。

自動車専用道路でなくても、バイパスは交通量が多く、スピードが出ている車両が多いので、原付で走行するときは特に注意が必要です。

 

3.バイパス走行時の3つの注意点

バイパスを走行するときは、速度超過、支払いの有無や方法、目的地近くで降りられるかの3つに注意しましょう。これらを知らないことでトラブルを起こすこともあるため、トラブルを避けるためにも理解しておきましょう。

 

(1)スピードを出しすぎてしまうことがある

バイパスは、走行のしやすさから思わずスピードを出しすぎることがあり、事故や違反につながる恐れがあるので注意が必要です。また、高速道路と勘違いしてスピードを出してしまうこともあるので、自分が走行している道路の制限速度を確認して走行しましょう。

 

バイパスの制限速度は基本的に一般道と同じで、標識がなければ最高速度が60km/hに設定されています。例えば、高速道路と間違えて100km/h出して走行した場合、40km/hオーバーで違反点数が6点となり、免許停止処分となってしまいます。

 

(2)支払いにETCが使えないことがある

有料道路となっているバイパスでは、支払いが現金のみとなっていてETCが使えない場合もあります。目的地へのルートにバイパスがある場合、出発前にETCが使えるかを確認する、財布の中に現金を用意しておくなどの準備をしておくことが大切です。特に知らない土地を走行するときは準備を怠らないようにしましょう。

 

(3)目的地近くで降りられないことがある

神奈川県の保土ヶ谷バイパスや静岡県の浜名バイパスのように高架となっているタイプのバイパスもあります。高架のバイパスでは、高速道路のように出入り口が限定されているので、目的地のすぐそばで曲がれない、降りられない可能性があります。

 

事前にバイパスの出口を確認しておく、ナビの情報を信用して手前であっても降りるといったことをすると良いでしょう。

 

4.まとめ

バイパスとは、地域住民が通行しやすいように作られる迂回路であり、渋滞の緩和や排気ガスの軽減、山間部では走りにくい急勾配や急カーブの解消などに効果的です。バイパスを走行するときは、事前に料金がかかるか、どこで降りたら良いのかなどを確認しておくと良いでしょう。

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