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2021.06.14

ライフスタイル

ドライブレコーダーの選び方は?外せない4つの条件と便利機能を解説

近年、あおり運転や事故などのトラブルがニュースで頻繁に流れるようになっていることを背景に、ドライブレコーダーを車に取り付ける人が増えています。しかし、種類が多くて何を基準に選べばいいか分からない方や、機能の詳細が分からない方もいらっしゃると思います。この記事では、ドライブレコーダーを選ぶポイントと付いていると便利な機能についてご紹介しています。

2021.06.14

1.ドライブレコーダー選びのポイント4つ

ドライブレコーダーで録画した映像は、事故やあおり運転に遭ったときに証拠として有効です。警察や保険会社への提出は義務ではないものの、提出することでトラブルの解決につながります。証拠として記録を残すためのドライブレコーダー選びのポイントを4つご紹介します。

 

(1)ナンバープレートが確認できるか

ドライブレコーダーを選ぶときは、前を走る車両や対向車線の車両のナンバープレートを撮影できるよう、フルHD(1920×1080)以上で200万画素以上のモデルを選ぶようにしましょう。解像度はドライブレコーダーが書き出すことができる映像の細かさを示すもので、画素数はドライブレコーダーが録画できる映像の細かさを示すものです。ドライブレコーダーは一般的に以下のモデルが販売されています。

 

名称 解像度 画素数
VGA 640×480 約30万画素
HD(ハイビジョン) 1280×720 約100万画素
フルHD(フルハイビジョン) 1920×1080 約200万画素
4K 3840×2160 約800万画素

価格が低いという理由で映像の画質が粗いHDやVGAのモデルを購入すると相手を特定できずに証拠とならない場合があるので注意が必要です。

 

また、近年は4Kで録画できるモデルも販売されています。ドライブ映像を趣味として保存したい、動画投稿サイトにアップしたい、といった方にはおすすめです。

 

(2)広範囲を撮影できるか

事故やあおり運転は正面からのみとは限らないので、ドライブレコーダーを選ぶときは、広範囲を撮影できるモデルを選ぶと安心でしょう。ドライブレコーダーの撮影範囲(視野角)は、水平画角・垂直画角・対角画角の3つで構成されています。この視野角が広いほど事故やあおり運転の状況を捉えることができます。

ドライブレコーダーをカメラのタイプ別に分類すると、大きく以下の3種類が挙げられます。

 

  • フロントカメラタイプ:フロントガラスにのみ取り付け、前方を撮影
  • 前後2カメラタイプ:フロントガラスとリアガラスにそれぞれカメラを取り付け、前方と後方を撮影
  • 360度カメラタイプ:フロントガラスにのみ取り付け、360度を撮影

ドライブレコーダーの3つのタイプについて、以下の表でそれぞれのモデルの特徴とメリット・デメリットをまとめています。

 

  フロントカメラタイプ

フロントカメラタイプ

前後2カメラタイプ

前後2カメラタイプ

360度カメラタイプ

360度カメラタイプ

設置位置 フロントガラス フロントガラス
リアガラス
フロントガラス
撮影範囲 前方のみ 前方と後方 360度
メリット
  • 自分で簡単に取り付けられる
  • 比較的安価なモデルが多い
  • 前後の映像を記録できる
  • 後方からの追突やあおり運転に遭ったときに証拠を記録できる
  • 死角が少ない
  • 横からの危険な
    割り込みも記録
    できる
  • 車内の様子を記録できる
デメリット
  • 死角が多い
  • 後方からの追突やあおり運転を記録できない
  • 側面に死角がある
  • リアカメラの取り付けが難しい
  • 後方の映像が鮮明に記録できない可能性がある

 

フロントカメラタイプ

フロントカメラタイプは、前方のみを録画できるドライブレコーダーです。前方のカメラのみでなるべく広い範囲を撮影するために、水平画角が100度以上のモデルを選ぶようにしましょう。自分で取り付けやすく、他のタイプと比べると安価で購入できますが、死角が多く後ろからの追突や横からの幅寄せなどの証拠を撮影できないデメリットがあります。

 

前後2カメラタイプ

前後2カメラタイプは、フロントカメラと別に後方にもう一つカメラを設置するタイプのドライブレコーダーです。後方に取り付けるカメラの高画質モデルが多く発売されており、あおり運転や追突に遭ったときに、後方のドライバーの様子やナンバープレートの録画が可能です。ドライバーの様子を撮影できると、追突されたときにどちらに過失があったか分かる、あおり運転された相手の特定に役立つといったメリットがあります。

 

ただし、側面には死角があるので幅寄せなどの証拠映像の撮影は難しいでしょう。また、自分で取り付けることが難しく、取り付けを業者に依頼するため割高になってしまうなどのデメリットがあります。

 

360度カメラタイプ

360度カメラタイプは、フロントガラスに設置するだけで360度撮影できるドライブレコーダーです。前後2カメラタイプでは捉えられなかった側面の撮影ができるので、幅寄せされたときに証拠映像を記録できます。また、車内の家族や友人との様子を撮影して思い出として残すことも可能です。

 

しかし、後ろからの事故やあおり運転に遭ったときも車内を通して後方を撮影することになるので、後ろのドライバーの様子やナンバープレートを捉えきれないというデメリットがあります。

 

(3)白とび・黒つぶれを抑えられるか

ドライブレコーダーを選ぶときは、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能かWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能があるかを確認しましょう。HDR機能かWDR機能があれば画面が真っ白になる白とびや画面が真っ暗になる黒つぶれを抑えることができます。白とびや黒つぶれが起きやすいトンネルの出入り口や暗闇、逆光などでもしっかりと証拠となる映像を記録できます。

 

(4)LED信号機が記録できるか

ドライブレコーダーを選ぶときは、ドライブレコーダーが1秒間に撮影できるコマ数であるフレームレート(fps)の項目を確認して、フレームレートが100、もしくは120の約数ではないモデルを選ぶようにしましょう。

 

LED信号機は、東日本で毎秒100回、西日本で毎秒120回という人間の目には見えない速さで点滅しています。ドライブレコーダーのフレームレートが100、もしくは120の約数だった場合、LEDの点滅周期と重なることがあり、信号機が消灯しているように記録されてしまいます。例えば、相手が信号無視をして追突してきたときに、信号の色が判別できないと証拠映像になりません。

 

2.ドライブレコーダーにあると便利な機能4選

ドライブレコーダーには、走行中の事故やあおり運転などの証拠映像を記録する以外にも、さまざまな機能があります。ここでは、使う人によっては便利となる機能を4つご紹介します。

 

(1)駐車監視機能

駐車中の車が心配な方は、駐車監視機能付きのドライブレコーダーを検討してみても良いでしょう。駐車監視機能はエンジンを切っていても録画し続けることができる機能です。車から離れている間に当て逃げや車上荒らしに遭ったときに証拠となる映像を記録できる可能性があります。

 

駐車監視機能には、Gセンサーと呼ばれる衝撃を感知して録画を開始するタイプと動くものを感知して録画を開始するタイプがあります。

 

(2)運転支援機能

所有している車に運転支援機能が付いていない方や買い換えをまだ検討していない方には運転支援機能のついたドライブレコーダーがおすすめです。近年、運転支援機能が搭載された車が増加しています。運転支援機能は運転者に注意を促したり、運転を補助してくれたりする機能です。ドライブレコーダーに搭載されている運転支援機能の例として以下の4つが挙げられます。

 

機能名 機能概要 メリット 役立つ
シチュエーション
車線逸脱警告機能 設定した速度以上で走行しているときに車線からはみ出すと警告音が鳴る はみ出しによる衝突事故防止につながる
  • 長距離運転による疲労で睡魔に襲われたとき
  • よそ見をしているとき
速度超過警告機能 設定した速度を超過して走行したときに警告音が鳴る 幹線道路でのスピードの出し過ぎを防止できる
  • 空いている道路や高速道路を走行しているとき
前方発進検知機能 前方車が発進しても自車が止まったままのときに警告音が鳴る 後方車両からホーンを鳴らされる、追突されるなどのトラブル防止につながる
  • 子どもの世話やカーナビの操作などでよそ見をしているとき
前方衝突警告機能 前方車両との距離が接近しすぎたときに警告音が鳴る 前方車両との衝突事故の防止につながる
  • ブレーキの踏み込みが甘く、クリープ現象で前進してしまっているとき

(3)GPS機能

ドライブレコーダーの日時設定が面倒と感じる方やドライブしたルートを確認したい方は、GPS機能のついたタイプを使うのも一つの手です。GPS機能があれば、映像と一緒に車の位置や速度、日時を正確に記録できます。日時の自動補正や車の走行ルートを専用ソフトで再生することも可能です。また、後日映像の提出が必要になった場合でも、事故やあおり運転に遭った正確な場所や日時が分かります

 

(4)Wi-Fi機能

運転中にドライブレコーダーが大きくて目障りになることで悩んでいる方は、Wi-Fi機能のついたモデルを選ぶと良いでしょう。Wi-Fi機能があれば、スマートフォンやタブレットから映像の確認、保存などが簡単にできます。液晶画面がいらないので小型になり、運転中に目障りになることもないでしょう。また、映像を確認するのにSDカードを取り出してパソコンに取り込む手間もかかりません。

 

3.まとめ

ドライブレコーダーを選ぶときは、事故やあおり運転の証拠の映像を記録できるかという視点が重要です。他にもドライブレコーダーにはさまざまな機能があるので、便利だと感じる機能を持ったモデルを選びましょう。

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