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2021.02.15

お悩み解決

車の警告灯一覧を紹介|警告灯の重要性、種類と意味も

この記事では、警告灯の意味や注意点、表示されたときの対処法を解説しています。 運転中、メーターパネルに警告灯が表示されても、意味がわからないからと放置してしまったことはないでしょうか? 警告灯は車の異常や故障を伝えるものなので、放置するのは危険です。しっかりと対処するようにしましょう。

2021.02.15

1.【車の警告灯一覧】意味や注意点、対処法

まずは、警告灯の種類別に意味や対処法を解説します。

 

車の警告灯の重要性

警告灯は車の異常や故障を運転手に伝える重要な役割があります。警告灯の意味を知っていれば、速やかに対処でき、車の故障による事故を未然に防ぐことにもつながります。

 

警告灯と表示灯の色は、国際規格(ISO)で赤色黄色緑色の3色に決められています。警告灯は、赤色が「危険」を表し、黄色が「注意」を表します。表示灯は緑色で、「安全」を表します。

 

▼警告灯の色別の特徴

  • 赤色:パーツ・システムが故障している。車を安全な場所に停車させて早急な対処が必要。
  • 黄色:パーツ・システムに異常がある。なるべく早くプロに相談が必要。
  • 緑色:安全装置が正常に作動している。

 

【赤色】運転手に危険を知らせる警告灯

赤色の警告灯が表示されたら、安全な場所に停車して適切に対処しましょう。そのまま走行していると、部品やシステムが完全に故障する可能性があり、故障による事故を引き起こすかもしれません。

 

下記の表で、表示されるマークと名称、意味、対処法をご紹介します。

 

発進時に気をつけるべき警告灯

車を発進させるときに、以下の警告灯が表示されている場合は、発進をやめて速やかに対処法の内容を実施してください。

 

表示名/マーク 意味 対処法

シートベルト
非装着警告灯

シートベルト非装着警告灯

走行中に運転席・助手席のシートベルトが装着されていない。

※2020年9月以降に発売されているモデルでは後部座席も警告灯表示の対象となる。

全員がシートベルトを装着しているか確認し、それでも消えない場合は、バックルにしっかり差し込まれているか確認する。

半ドア警告灯

半ドア警告灯

いずれかのドアが閉まっていない。そのまま走行すると、走行中に扉が開き、人や物が落下する恐れがある。

表示が出たら走行せずに、一度扉を開けてからしっかりと閉める。

SRS
エアバッグ・

プリテンショナー
警告灯

SRSエアバッグ・プリテンショナー警告灯

SRSエアバッグ、ブレーキを強く踏んだ時にシートベルトがロックされる機能(プリテンショナー)に異常がある。

エンジンをかけて数秒間は点灯
する。数秒後に消灯すればその
まま走行可能。点灯したままの
場合、販売店や専門業者へ連絡し、点検・修理が必要。

 

走行中に表示されたらすぐに停車すべき警告灯

走行中に以下の警告灯が表示されたら、すぐに安全な場所に車を停車させて、専門業者やロードサービスに連絡して、対処法を確認しましょう。そのまま走行していると、エンジンが停止したりブレーキが効かなくなったりして、重大な事故を引き起こす可能性があります。

 

表示名/マーク 意味 対処法

水温警告灯

水温警告灯

エンジンの冷却水が高温になっている。そのまま走行すると、エンジンが熱くなりすぎて損傷する可能性がある。

 

車によっては、エンジンの冷却水が低温になっている時に青く表示される水温警告灯もある。

安全な場所に停車して、エンジンを冷ます。それでも表示が消えなければ、業者やロードサービスに連絡して状況を説明し対処法を確認する。

油圧警告灯

油圧警告灯

エンジンオイルの減少や劣化に
よって油圧が下がっている。
そのまま走行すると、エンジン
が破損する恐れがある。最悪の
場合、エンジン交換が必要。

安全な場所に停車し、オイルレベルゲージを確認する。

 

▼オイルが不足している場合

ガソリンスタンドなどで補充
する。

 

▼オイルが足りている場合

故障の可能性があるので、ロードサービスを呼ぶ。

ブレーキ警告灯(赤)

ブレーキ警告灯(赤)

ブレーキを作動させるオイル(ブレーキフルード)が不足している。あるいは、ブレーキ系統に異常がある。サイドブレーキをかけているときも表示される。

サイドブレーキを解除して消灯すれば正常。それでも表示が消えなければ、業者やロードサービスに連絡して状況を説明し対処法を確認する。

充電警告灯

充電警告灯

バッテリー本体や充電系統に異常がある。異常を放置したまま走行を続けると、バッテリーが上がる可能性がある。

業者やロードサービスに連絡して、点検してもらう。

ハイブリッド

システム警告灯

ハイブリッドシステム警告灯

ハイブリッドシステム自体に異常がある。

業者やロードサービスに連絡して状況を説明し対処法を確認する。

 

【黄色】運転手に注意を促す警告灯

黄色の警告灯が表示されたら、なるべく早くガソリンスタンドや販売店などで点検・修理したり、自分で不足しているものを補充したりしましょう。症状によってはそのまま走行を続けられる場合もありますが、早めに対処することをおすすめします。

 

表示名/マーク 意味 対処法

燃料残量警告灯

燃料残量警告灯

燃料の残量が少なくなっている。坂道やカーブではタンク内の燃
料が偏って早めに点灯すること
もある。

警告灯が出たら、なるべく早く給油する。メーターが減ってきたら給油する習慣をつけると良い。

ウォッシャー液警告灯

ウォッシャー液警告灯

ウォッシャー液が不足している。

ウォッシャー液を補充する。目視で残量を確認して、半分以下になっていたら補充すると良い。

タイヤ空気圧警告灯

タイヤ空気圧警告灯

タイヤの空気圧が低下している。原因によって対処法が変わる。

 

<原因>

・自然に空気が抜ける

・パンクによって空気が抜ける

・タイヤ空気圧センサーの故障

▼自然に空気が抜ける

空気圧を補充して調整する。

 

▼パンクによって空気が抜ける

車を安全な場所に止める。ロードサービスを呼ぶ、または応急用タイヤを装着する。

 

▼タイヤ空気圧センサーの故障

販売店や専門業者で修理する。

ABS・

ブレーキアシスト

警告灯

ABS・ブレーキアシスト警告灯

ABS(アンチロックブレーキシステム)ブレーキアシストなどに異常がある。車種によっては、
バッテリーの電圧低下やブレーキランプの電球切れで点灯する場合もある。

 

*ABS:急ブレーキをかけた時にタイヤを完全に止めずに、車両の進行方向を安定させ、ハンドル操作で障害物を回避しやすくするための装置。

通常のブレーキ性能に問題はないものの、緊急時にABSが作動しない恐れがあるので、早めにプロに見てもらう。

ブレーキ警告灯

ブレーキ警告灯

ブレーキの一連のシステムに異常がある。

常時点灯しているなら、高速走行や急ブレーキは避ける。

 

赤いブレーキ警告灯が同時に表示された場合、安全な場所に停車して、シフトポジションをPに入れ、ロードサービスを呼ぶ。

エンジン警告灯

エンジン警告灯

エンジンを制御するシステムに異常がある。

エンジンを目視して異常がなくても、販売店などに連絡して原因を解明してもらう。

AT警告灯

AT警告灯

車のギアを動かすオイル(ATフルード)の温度が上昇している。
放置しているとオーバーヒート
したり、ギアが変わらなかったりする。

ボンネットを開け、警告灯が消えるまでATフルードを冷ます。

赤色や黄色の警告灯が表示されていなくても、車が故障している場合もあります。少しでも異変を感じた際は販売店やガソリンスタンドのスタッフなどに症状を相談しましょう。

 

※車の故障の他のサインや対処法について詳しくは→「車が故障する前兆は?エンジン・エアコンの故障原因や対処法を解説

 

【緑色】正常に作動していると知らせる表示灯

緑色の表示灯が表示されていれば、車の機能が正常に作動している証拠です。

 

表示名/マーク 意味 注意点

テールランプ表示灯

テールランプ表示灯

テールランプ、車幅灯、番号灯、メーター照明が点灯している。

日が落ちてきたら点灯しているか確認する。

ハイビーム表示灯

ハイビーム表示灯

ヘッドライトがハイビームになっている。

夜間に対向車とすれ違う場合や、前の車との距離が近い場合は、
ロービームにする。

レーダークルーズ

コントロール表示灯

レーダークルーズコントロール表示灯

レーダークルーズコントロール機能が正常に作動している。

高速道路に入る前にオンになっていることを確認する。オンにしていると思い込んでいると、アクセルを離したとたんに急激に減速し、危険。

 

2.車の警告灯表示を未然に防ぐ点検箇所

車の警告灯が表示されるような状況を未然に防ぐために、日常点検や定期点検は欠かせません。自身で確認できる部分とプロに任せたい部分に分けてご紹介します。

 

自分で確認できるパーツ

パーツによっては、自身で点検を行うことによって、異常のサインを見付けることができます。以下では、冷却水とタイヤの空気圧の点検方法をご紹介します。

 

冷却水

冷却水の残量は、エンジンルーム内のタンクを見れば簡単に確認できます。残量が目盛りのMAXとMINの間にあれば適正量です。不足している場合は冷却水を補充しましょう。冷却水の補充は、エンジンが冷めた状態で、漏斗などを使ってタンクに注ぎ込むだけです。

 

なお、冷却水を交換するときは、水道水ではなく専用のものを使いましょう。専用の冷却水には、サビを防ぐ、凍らない、といった効果があります。お近くのカー用品店やホームセンターで販売されています。

 

タイヤの空気圧

タイヤのたわみの状態を見ることで、空気圧が不足していないかを確認できます。より正確に知りたい場合は、ガソリンスタンドやディーラーなどで確認してもらうことも可能です。

 

※タイヤの空気圧をチェック・補充する方法について詳しくは→「【初心者向け】ガソリンスタンドで空気圧を点検できる? 頼み方・頻度も

 

プロに点検してもらいたいパーツ

自分で見てもわからない、そもそも点検のやり方がわからないというパーツはガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどでプロに任せるのがおすすめです。

 

エンジンオイル

エンジンオイルの状態は、エンジンルーム内のオイルレベルゲージを見れば確認できます。作業自体は簡単ですが、エンジンオイルの色や量が適切かどうかを判断するのが難しい場合もあるので、プロに任せると良いでしょう。

 

※ガソリンスタンドでのオイル点検・交換について詳しくは→「ガソリンスタンドでオイル交換できる? 交換の流れや費用相場を解説

 

バッテリー

バッテリーは、バッテリー液の量と比重を調べることで状態を確認できます。バッテリー液の量は目視で簡単に確認できますが、バッテリー液の比重は比重計を使わないと確認できません。ガソリンスタンドで給油時に確認を依頼したり、ディーラーや整備工場で見てもらったりすると良いでしょう。

 

ブレーキフルード

ブレーキフルードを交換するためには、車体を持ち上げ、タイヤを外して行う作業が必要になります。知識がないと難しい作業であるだけでなく、ブレーキの整備ミスは重大な事故につながる可能性があるのでプロに任せましょう。

 

ENEOSのサービスステーションでは、Dr.Drive(ドクタードライブ)やEneJet CAR CARE(エネジェット カーケア)の無料安全点検を受けることができます。給油のついでに見てもらってはいかがでしょうか?

 

※Dr.Driveの無料点検サービスについて詳しくは→「点検・整備(無料安全点検)

 

※EneJet CAR CARE(エネジェット カーケア)について詳しくは→「EneJet

 

3.まとめ

車の警告灯は、車の故障や異常を知らせるものです。適切に対処するために、主要な警告灯の意味を理解しておきましょう。警告灯の表示を無視して走行していると重大な事故を引き起こす可能性があるので、必ず早めに対処してください。警告灯が表示されるのを防ぐために、普段から点検を心掛けましょう。

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