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2020.12.15

お悩み解決

車を初めて買うときの流れと準備のポイント 選び方・おすすめの車は?

車を欲しいと思っても、初めて購入するときには何からどのように手を付ければ良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。実は、車の購入に失敗しないためには、購入の流れと準備のポイントを押さえておく必要があります。 この記事では、初めて車を購入する方向けに、購入の流れを5つのステップに分けて解説。さらに、準備のポイントも詳しく解説しています。また、おすすめの車を、「通勤」「休日」「家族との移動」といった利用シーンと併せてご紹介します。

2020.12.15

1.初めての車購入の流れ【5つのステップ】

車を購入するときの基本的な流れは、以下に挙げた5つのステップです。特に車を初めて買うときは、このステップを意識して進めましょう。まずは、それぞれのステップでやるべきことや注意点をご紹介します。

 

(1)準備を始める

車を初めて買うときは、購入費用の目処を立てる、購入する車の候補を挙げる、といった事前準備をしっかり行いましょう。主な準備は、以下のものが挙げられます。

 

押さえておきたい準備
  • 車の購入に使える予算を算出する
  • 目的・用途を洗い出す
  • 条件に合った車を探す
  • 店舗を探す

最初に実際の店舗に車を見に行きたい方も多いと思いますが、まずは予算や用途、求める条件をある程度決めておくのが失敗しない車選びのコツです。準備について詳しくは「3.車を初めて買うときの4つの準備 」で解説しています。

 

(2)試乗を申し込む

準備の次のステップは、候補として挙げた車の試乗です。ディーラーや中古車販売店などに電話webサイトの申し込みフォームから試乗を申し込みます。試乗するときは、主に以下のポイントをチェックしましょう。

 

試乗時のチェックポイント
  • アクセルの踏み込みと進み具合
  • ブレーキの踏み込みと効き具合
  • ハンドルの操作との連動性
  • シートの座り心地
  • 走行中の揺れや音

試乗を通して、アクセルやブレーキ、ハンドルなどの操作性やシートの座り心地などをチェックしておきましょう。見た目やスペックはカタログから判断できますが、車ごとの操作性や乗り心地の微妙な違いは試乗しなければ判断できません。なお、運転に自信がない場合は店舗スタッフが代わりに運転してくれるので、道幅が狭い道路や店舗内の駐車場などの運転が心配な方も安心して試乗できます。

 

試乗するときの持ち物は運転免許証のみでOKで、所要時間は15~20分程度です。申し込みせずにいきなり店舗に行って試乗できることもありますが、在庫が少ない、または人気の車種に試乗したい、といった場合は予約が必要です。

 

(3)見積もりを取得する

試乗の次のステップは、見積もりの取得です。試乗してみて気に入った車の見積もりを店舗のスタッフに依頼します。車を買うときは、複数社から相見積もりを取得するのが基本です (※同一メーカー系列でも、展開ブランドによっては取り扱い車種が異なる場合があります)。店舗スタッフもそれを理解していますので、気兼ねなく依頼して問題ありません。ただし、買うつもりがない車の見積もりをもらうことはマナーとしてNGです。

 

見積もりをもらったら、他社のものと比較します。このとき、見積もり項目が会社によって異なるケースが多いので、比較する上で不明点があれば店舗に詳細を確認しましょう。見積もりの合計金額には、店舗ごとに設定する整備費用や登録代行費用などが加算されているため、車両本体価格だけで比較してはいけません

 

なお、オンライン上で見積もりを取得できるケースもあります。試乗前に希望の車の相場感を知りたい、店舗スタッフに見積もりを依頼しづらい、といった場合に活用すると良いでしょう。

 

(4)契約する

見積もり取得後、購入する車が決定したら、契約のステップに入ります。契約に必要な手続きは、主に販売店との売買契約運輸局や自治体への届け出の2点です。届け出とは、自動車の登録や名義変更の申請を指します。これらは、委任状に署名することで販売店に手続きを代行してもらうことができます。

 

また、契約時には以下のものが必要となるので、事前に準備しておくと契約関連の手続きをスムーズに済ませられます。

 

  普通自動車 軽自動車
印鑑 実印が必要 認印でも可
(シャチハタはNG)
印鑑証明書 必要 不要
車庫証明書 必要
※一部地域では不要となる場合も
必要
※一部地域では不要となる場合も
住民票 不要 必要
車検証 必要 必要
自賠責保険証明書 必要 必要
委任状 必要 必要

なお、車検証と自賠責保険証明書、委任状は基本的には販売店で用意してもらえます。車庫証明書の発行も、1~2万円程度の費用を支払えば、販売店が代行してくれます。コストをできるだけ抑えたい場合は、管轄する警察署に行って自分で手続きすれば発行手数料だけで済みます。

 

各種届け出が完了し、契約を締結したら購入代金を支払います。支払い方法は、現金一括や自動車ローンなどがあります。

 

(5)納車を待つ

最後のステップは納車です。基本的には支払いの手続きが完了したら、1~2カ月程度で納車されます。納車されたら、販売店のスタッフとともにボディの状態やヘッドライト、エアコンなどの動作を確認します。問題なければ、これで5つのステップが完了となります。

 

なお、一般的には、納車されるまでに任意の自動車保険に加入しておきます。自賠責保険は、事故を起こしてしまったときに相手に補償するためのもので、相手の車や建造物、自分の車の修理代などの補償は含まれていません。車種や用途がある程度決まったら、前もってプランを検討しておくのも一つの方法です。

 

2.初めての車のおすすめは?【利用シーン別】

ここまでは、初めて車の購入を検討している方向けに購入時の流れをご紹介してきました。続いては、利用シーン別におすすめの車とその特徴をご紹介します。

 

通勤に利用したい

まずは、通勤時におすすめの車のタイプをご紹介します。

 

  • コンパクトで運転しやすい軽自動車
  • 燃費性能を重視したハイブリッド車
  • 運転の苦手意識を軽減できるアシスト機能対応車

運転に慣れていない方の通勤用の車には、小回りが利きやすいタイプがおすすめです。実は、小回りの利きやすさは、カタログに記載されている「最小回転半径」から確認できます。この値が小さい車ほど小回りが利くので、ぜひ参考にしてみてください。

 

休日に利用したい

続いて、休日の買い物・ドライブで利用する場合におすすめの車をご紹介します。

 

  • 山道や悪路でも力強い走りができるSUV
  • 通勤用と併用しやすいクロスオーバー
  • 大人数でのドライブやキャンプ用品などの大きい荷物を積むことに向いているミニバン
  • 小型ながらも室内が広い軽自動車
  • ボディの形状や配色、内装のインテリアがかわいい車
  • 外装・内装のデザインがモダンでおしゃれなレトロカー

近年では、オフロードに強いSUVの都市型モデルとしてクロスオーバーというジャンルの車が展開されています。レジャー利用に対応しつつ、通勤時の都市部での利用にも違和感がないので、休日も通勤時もどちらも使いたい方におすすめです。

 

家族との移動に利用したい

子どもがいる家庭では、習い事の教室・病院への送迎や家族でのドライブ・旅行が利用シーンとしてよく挙げられます。子どもの送迎や休日の家族でのレジャー利用におすすめの車を以下でご紹介します。

 

子どもの送迎に利用したい
  • 子どもを乗り降りさせるのに便利な電動開閉機能対応車
  • チャイルドシートを付けっぱなしにしてもスペースを確保できる車
  • 子どもと自転車も載せられるミニバン、ステーションワゴン

 

家族でのレジャーで利用したい
  • 子どもの世話ができるよう後部座席にゆとりがある車
  • 大人数や荷物が多い場合に対応できる7人乗りの車

ファミリー向けの車におすすめの機能は、自動スライドドアです。子どもを抱っこしたまま車に乗せる、子どもが降車するときにドアを隣の車にぶつけることを防ぐ、といったことに役立ちます。

 

また、従来からファミリー用には、ミニバンやステーションワゴンなどの大型車が人気です。乗車・積載スペースが広い分、使い勝手が良いことが大きなメリットと言えます。ただし、近年では、コンパクトカーでも子どもを乗せて広々と使えるタイプも登場しています。都市部での送迎が利用シーンのメインとなる場合は、コンパクトカーも候補の一つとして挙げても良いでしょう。

 

3.車を初めて買うときの4つの準備

最後に「初めての車購入の流れ【5つのステップ】」で挙げた準備のステップについて詳しく解説します。準備で重要なポイントは以下の4つ。それぞれのポイント別に進め方や選び方をご紹介します。

 

  • 予算を決める
  • 目的・用途を洗い出す
  • 条件に合った車を探す
  • 販売店舗を探す

予算を決める

車を初めて買うときは、車選びの一つの基準として最初に予算を決めておきます。そうすることで、現実的に購入できる範囲が明確になり、選びやすくなります。ちなみに、予算の目安は、年収の1/2~1/3程度と言われています 。ただし、この目安は住宅・教育ローンなどの借り入れによっても変わることに注意が必要です。

 

購入方法は、現金での一括払いか自動車ローンによる分割返済が一般的です。自動車ローンは、ローン会社によって借り入れ条件が異なります。車を購入する前に、ローン会社ごとの金利やその他の条件を比較・シミュレーションして、無理のない返済予定を立てておきましょう。

 

目的・用途を洗い出す

次に行う準備は、車を購入する目的や車の用途を洗い出すことです。これらを実施することで、車選びの軸が固まります。

 

車にはさまざまな種類があり、特に初めて購入する方は、その中から一つに決めることは難しいでしょう。中には一目惚れした車を購入して充実している方もいますが、見た目だけで選んだせいで機能や操作性について後悔するケースもあります。車を購入する目的や購入後の用途は、以下のようなものが挙げられます。

 

車を購入する目的・購入後の用途の一例
  • 通勤のため
  • 家族の送迎のため
  • 買い物のため
  • レジャーのため

など

例えば、通勤や買い物などの利用がメインで、毎回の走行距離が短い場合は、維持費が安く、コストパフォーマンスが高い軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。また、レジャーで利用する場合は、用具を積めるスペースが必要ですので、ミニバンやステーションワゴンなどが合っています。このように、車を購入する目的や購入後の使い方によって適した車のタイプが異なるのです。

 

条件に合った車を探す

車選びの軸が固まったら、次は自分の条件に合った具体的な車を探していきます。以下の3点で検討すると、具体的な購入候補の車を挙げやすくなります。

 

・メーカー
・車のタイプ
・新車・中古車

 

メーカー

自動車メーカーごとの特徴は、価格や機能が似たような車の中から絞るときに判断材料の一つとなります。メーカー各社は、得意分野やデザイン性、機能などに特徴があります。車を初めて買うときは、車選びで重視するポイントが明確になっていないケースが多いでしょう。ですから、メーカーごとの特徴を調べる中で、自分が重視するポイントをじっくり固めていくのがおすすめです。

 

メーカー各社の特徴は、カタログやメーカーの製品紹介ページから確認できます。また、各社の人気車を調べることで、現在力を入れている技術方向性を知ることができます。

 

車のタイプ

車のタイプは、目的や用途に適した車をより明確にしたものと言えます。車はボディの形状や構造、用途などに応じてさまざまな種類があります。以下では、主要な車のタイプとその特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

車のタイプ 特徴
軽自動車 ・総排気量が660cc以下、車幅や全長にも制限あり
・定員が4名以下の小型車
・維持費が安い
コンパクトカー ・総排気量が660cc超2,000cc以下
・全長は4m程度
・乗用車の中では小型乗用車の部類
セダン ・エンジンルーム・車室・トランクルームが独立する
・走行時の安定性が高い
・教習用やタクシーなどでよく利用される
SUV ・アウトドア向けの車の総称
・悪路に強い
・トランクルームが大きい
・軽自動車やコンパクトカーのSUVも存在する
ステーションワゴン ・エンジンルームと車室が独立する
・トランクルームは車室と一体になっている
・運動性能と走行時の安定性が高い
ミニバン ・車室のシートが3列
・定員が6名以上
・荷物や乗車人数が多い場面で活躍する

新車・中古車

購入候補を挙げるときは、車のメーカーやタイプを決めた上で、さらに新車と中古車の選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、それらを理解して選べると良いでしょう。

 

  新車 中古車
メリット ・自分好みにカスタマイズしやすい
・メーカー保証を長く受けられる
・エコカー減税の適用車が多い
・新車に比べると販売価格が安い
・選べる車の種類が豊富
デメリット ・受注生産が多く、最新モデル以外
の選択肢が少ない
・中古車に比べると販売価格が高い
・車によってはメーカー保証期間が
短く、修理代が高くつく場合がある
・元々の所有者の使い方によって
車ごとに状態が異なる

新車のメリットは、好みのオプションを付けたり、内装を変更したりしやすいことです。基本的に新車は受注生産方式をとっているため、中古車よりもカスタマイズしやすいと言えます。また、メーカー保証は一般的に3年間有効ですので、その期間中の修理や点検費用はほとんどかかりません。一方で、最新モデル以外の車は、生産を止めているケースが多く、在庫がなければ新車で購入するのが難しいといったデメリットもあります。

 

中古車のメリットは、新車に比べると販売価格が安く、初期コストが低く抑えられることです。また、受注生産の新車よりも選べる車の選択肢が豊富です。一方で、車の状態が元々の所有者の使い方や走行環境によって異なり、購入後に思わぬ修理コストがかかるといったデメリットもあります。

 

販売店舗を探す

購入候補となる車が決まったら、試乗したり、見積もりを取ったりする販売店を探します。販売店を探すときは、店舗スタッフの対応やサポート体制を一つの基準にすると良いでしょう。これらがしっかりしている店舗ですと、購入後に何らかのトラブルがあっても相談しやすく、特に初めて車を買う方にとって安心です。価格の安さだけで判断すると、後々起こるトラブルに柔軟に対応してもらえないこともあるので、購入後の相談のしやすさも含めて販売店を選ぶようにしましょう。

 

4.まとめ

車を初めて購入するときは、準備、試乗、見積もり取得、契約、納車までの全部で5つのステップを踏みます。特に準備のステップが重要で、予算を決める、購入する目的や購入後の用途を洗い出す、といった作業を事前にやっておくとスムーズに自分に合った車を選ぶことができます。

ただし、車を初めて買うときは高額である分、なかなか購入に踏み切れないこともあるでしょう。そういった場合は、候補の車をカーリースし、日常的に使用してみて乗り心地や使い勝手を十分確認してから購入する方法もあります。

 

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