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2020.12.15

カーケア

車のシートの汚れ、乗り心地…悩み別の対処法を解説!カバーの選び方も

車のシートに関して「こぼしたジュースのシミがうまく取れない」「運転していると腰が痛くなる」といった悩みを抱えているものの、その対処法がはっきりわからないという方も多いのではないでしょうか。 この記事では、車のシートによくある悩みとその対処法を解説し、その中でも手軽な対処法であるシートカバーの選び方をタイプ別にご紹介します。

2020.12.15

1.車のシートのよくある悩みと対処法

車のシートによくある、汚れや乗り心地などの悩みとその対処法をご紹介します。

 

以下は、車のシートの3つの種類とその特徴です。種類によって汚れやすさや手入れのしやすさが異なるので、まずはこちらを押さえておきましょう。

 

  布系 革系
シートの種類 ファブリックシート 合成皮革シート 本革シート
価格 低価格 本革シートに比べると低価格 高価格
メリット ・デザイン性が高い
・通気性、保湿性に優れる
・高級感がある
・水濡れや汚れに強く手入れしやすい
・高級感がある
・水濡れや汚れに強く手入れしやすい
デメリット ・シミができやすい ・熱に弱く、劣化しやすい ・通気性が悪い

 

汚れが気になる

車のシート汚れの悩みは、正しい方法で掃除することで解消できます。また、汚れがひどい場合は、専門業者に依頼する方法もあります。以下では、自分で掃除する場合と掃除のプロに依頼する場合の手順やポイントについてご紹介します。

 

なお、どの種類のシートでも、汚れがついたらすぐに対処することを心がけましょう。汚れやシミを放置していると売却時の査定にも大きく影響することがあります。特にファブリックシートはシミができやすいので汚れを放置しないことが大切です。

 

自分で掃除する場合

車のシートを自分で掃除する場合は、基本的に以下の手順に沿って実施します。

 

シート清掃の基本手順
  1. 布団叩きのようなものでシートを叩いてホコリを出す
  2. シートに掃除機をかける
  3. 固く絞ったタオルでシートを水拭きする
  4. シートの水分を乾燥させる

水拭きだけで汚れやシミが落ちない場合は、シートクリーナー台所用の中性洗剤を水で薄めたものを使って拭き上げると効果的です。ちなみに、本革シートを水拭きした後は、乾拭きすることも忘れないようにしましょう。これは、水分が残っていると傷みの原因になるためです。

 

なお、より効果的に掃除するためには、汚れの経過に合わせてやり方を変えることが重要です。シートに付着した直後と数時間後の2つのケースでポイントを見ていきましょう。

 

▼シートに付着した直後に拭き取る場合
シートに付着してから時間が経っていない汚れは、ウェットティッシュや固く絞ったタオルで簡単に拭き取ることができます。うまく落ちない場合は、蒸しタオルをシミの上に置いて放置しておくと汚れを取り除きやすくなります。シートを濡れたままにするとカビの原因になるので、乾いたタオルで軽く拭き取って仕上げましょう。

 

▼シートに付着してから数時間後に拭き取る場合
時間が経ってシミになったシート汚れには、酵素系漂白剤が効果的です。タオルに少量つけて、汚れた箇所をトントンと叩くようにして拭きましょう。シミが取れたら乾拭きして仕上げます。また、スプレータイプの酵素漂白剤はシートの汚れに直接吹きかけて拭き上げるだけで汚れが落ちるので、手軽でおすすめです。

 

専門業者に依頼する場合

自分では汚れが取れない場合は、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店の掃除サービスを利用しましょう。時間が経ったジュースのシミや嘔吐物による汚れ、タバコの匂いやヤニ汚れなどは、対処に技術や手間が必要です。プロに任せると、キレイな仕上がりになるのはもちろん、専用の機材や洗剤を使うことで目に見えない雑菌やホコリまでしっかり除去できます。

 

車内の掃除、窓拭き、掃除機がけのコースは2,000円~3,000円程度で行えます。シートクリーニングは1席8,000円 、全席で2.5万円(5人乗り)が相場です。また、所用時間は1席30分、全席で2時間程度です。

 

乗り心地が悪い

車のシートの乗り心地が悪いという悩みには、シートを交換する、シートカバー・クッションを活用する、といった対処が有効です。よくある悩みとしては「長時間運転していると腰や首が痛くなる」「夏場運転していると背中が蒸れて運転に集中できない」といったものが挙げられます。これらの悩みの原因と対処法を以下でご紹介します。

 

腰や首が痛くなる原因と対処法

原因
  • シートの形が自分に合っておらず、正しい運転姿勢を取れないため
  • アクセル・ブレーキペダルの操作が右足だけで、AT車の場合は体重の負荷が右側に偏るため

 

対処法
  • 自分の体にあったサイズのシートに交換する
  • シートクッションを使って正しい姿勢を取れるようにする
  • フットレストを適切に利用する

本革シートは滑りやすい場合があり、お尻が前にずれて腰への負担が増えてしまいます。滑りにくいファブリックシートカバーを被せたり、シートクッションを使ったりすれば改善するでしょう。

 

背中が蒸れる原因と対処法

原因
  • 密着性が高い合成皮革シートや本革シートを利用しているため

 

対処法
  • 通気性の良いファブリックシートカバーを利用する
  • 背中やお尻への送風機能が付いているファン内蔵のシートカバーを利用する
  • パンチング加工※が施されたシートに交換する、またはシートカバーを利用する

※パンチング加工:通気性を良くするためにシートの表面に小さな穴を開けること

見栄えが悪い

車のシートの見栄えの悪さは、シートを張り替える・交換する、シートカバーをセットする、といった方法で解消できます。シートの張り替えとは、シートの布やレザーを全て剥がし新しいものに張り替えることで、シート交換は座席を完全に取り替えることです。

 

シートの張り替え・交換を業者に依頼する場合、費用はどちらも数万円から数十万円かかるケースがほとんどです。DIYすることも可能ですが、作業スペースや道具の確保、作業の難しさなどを考慮すると、慣れていない方は業者に任せたほうが安心でしょう。

 

費用面がネックになる場合は、シートカバーをセットする方法もあります。例えば、本革シートに張り替える場合、数十万円かかることがありますが 、本革シートカバーであれば数万円に抑えられます。また、1人でも簡単にセットできるので店舗に持ち込む手間や時間が省けます

 

2.車のシートカバーの選び方【タイプ別】

ここまでは、車のシートのよくある悩みとその対処法をご紹介してきました。中でもリーズナブルで手軽に悩みを解消する方法として、シートカバーの利用が挙げられます。ここでは、デザイン性や機能性などのシートのタイプ別にシートカバーの選び方をご紹介します。

 

なお、シートカバーを選ぶときは、シートのサイズを確認し、用途を明確にしておきましょう。シートカバーにはさまざまな種類があるので、購入時に迷わないようにするためです。

 

【デザイン】かわいい、かっこいい見た目に変えられる

シートカバーの中には、車のシートをかわいい、かっこいい見た目に変えられるデザインのものがあります。例えば、好みの色やキャラクターをあしらったかわいい見た目にも、本革シートのようなかっこいい見た目にも変えられます。

 

内装をかわいい見た目にしたい、自分の好きなキャラクターで統一したいという方には、ファブリックシートカバーがおすすめです。一方で、内装に高級感を出し、かっこいい仕上がりにしたい人には、合成皮革・本革シートカバーがおすすめです。

 

ファブリックシートカバーの特長 合成皮革・本革シートカバーの特長
・カラーバリエーションや柄の選択肢が多い
・好きなキャラクターがプリントされたものもある
・内装の高級感を演出できる

 

ファブリックシートカバーは着脱が簡単で、頻繁に内装を変えたい方にもおすすめです。ちなみに色や柄、キャラクターなどの種類は、実店舗では取り揃えの種類が限られるため、店舗よりもネットで探すほうが目当てのものを見つけやすいでしょう。

 

【機能性】防水、防汚機能を追加できる

車のシートは、防水・防汚機能を持ったシートカバーを利用することで汚れやシミから守ることができます。シートの汚れが気になり、見た目がキレイな状態を保ちたい方におすすめです。特に、農業やサーフィンをする方は、濡れたまま、汚れたまま車に乗る機会が多いので、このようなシートカバーを検討してみると良いでしょう。

 

中でもファブリックシートカバーは、本来なら水や汚れを吸収してシミができやすい生地ですが、撥水加工されて防水、防汚性に優れた製品も登場しています。費用は、2,000円前後。エプロンタイプのものが多く着脱が簡単で、丸ごと洗濯できるのでお手入れも簡単です。

 

【価格】リーズナブルに入手できる

車のシートカバーには、1席あたり1,000円前後で購入できるリーズナブルなものも取り揃えられています。また、本革シートは高額なイメージがある方も多いと思いますが、中にはリーズナブルなものも用意されています。シートカバーの形状は、シートを丸ごと包むタイプよりも、座席と背もたれをエプロンのようなカバーで覆う汎用タイプのほうが価格を抑えられます。

 

さらに費用を抑えるためには、目的に応じて必要な席分のカバーだけを購入する方法もあります。子供やペットが座る後部座席のみシートカバーを利用する、といった手もよく使われます。

 

【こだわり】純正シートのように仕上げられる

車種専用シートカバーを利用すると、シート汚れを防ぎつつ、純正シートのように仕上げられます。自分の車種の専用シートカバーは、ディーラーシートカバー専門店などで在庫の取り扱いを確認できます。

 

車種専用シートカバーは全席セットで4万円~10万円前後と、一般的なシートカバーよりも高めですが、シートにフィットするように作られているため、内装を統一感のあるものにできます。また、デザインや素材はさまざま種類が取り揃えられており、自分の好みのものを選べるでしょう。

 

3.まとめ

車のシートに関する悩みは、汚れや乗り心地、見栄えの悪さなどがあり、それらはシートの交換やシートカバーの活用によって解消できます。中でもシートカバーの活用は、比較的安価に、かつ気軽に取り組める対処法です。シートカバーを選ぶときは、デザインや機能性、価格などのタイプ別に目的や自分の好みを考えておくと良いでしょう。

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