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2020.11.27

ライフスタイル

車に犬を乗せるときの注意点は?ドライブで役立つ5つのグッズを紹介

ドライブに愛犬も一緒に連れて行きたいと考える方は多いのではないでしょうか。しかし、犬にとって車の中はいつもと違う慣れない環境。そのせいで恐怖やストレスを感じるケースもあります。 この記事では、車に犬を乗せるときの注意点を6つご紹介しています。また、後半では、犬とドライブするときに役立つ便利グッズを5つご紹介します。

2020.11.27

1.車に犬を乗せるときの注意点

車に犬を乗せてお出かけするときは、犬にかかる負担を軽減し、できる限り安全で快適な環境を作ってあげる必要があります。そのために押さえておきたい注意点について「準備編」と「ドライブ編」に分けてご紹介します。

 

準備編

まずは、ドライブ前に押さえておきたい以下の注意点について見ていきましょう。

 

  • 車酔いの対策をしておく
  • 犬に優しい車を選ぶ
  • 犬を車に慣れさせる

以降では、対処のポイントについて詳しくご紹介します。

 

車酔いの対策をしておく

車に犬を乗せて出かける前に、車酔いの対策をしておきましょう。犬も人と同様に目や耳、体からそれぞれ受け取る情報が不規則に反復されることで車酔いになり、震えや嘔吐などの症状が見られるケースがあります。以下は車酔い対策の一例です。

 

車酔いの対策
  • 少しずつ車に慣れさせてから遠出する
  • 出発直前に餌を与えない
  • (ドライブボックスに入れて連れていく場合)ボックス内の隙間を埋めて揺れが抑えられる状況を作る

 

もし、犬が車酔いのせいで吐いてしまっても叱ってはいけません。犬にとっては車の中で吐いてしまったことと叱られたことの両方からトラウマになり、今後車に乗ることを拒絶する可能性があるためです。

 

犬に優しい車を選ぶ

快適なドライブを行うために、犬にとって優しい車を選ぶことも重要です。愛犬とのドライブにおける懸念点としては、運転中に犬の様子が見えづらい、シート位置が高く乗り降りさせづらい、犬が不快な素振りを見せる、といったことが挙げられます。これらを解消するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

犬にとって優しい車を選ぶポイント
  • 犬が乗ることを考慮したスペースが確保されている
  • 車高や座席は犬の乗り降りを考慮した高さになっている
  • エアコンの吹き出し口の位置が犬の乗車スペース近くにある

 

なお、自動車メーカーによっては、ペットを乗せて出かけることを想定したモデルを販売していることもあります。

 

犬を車に慣れさせる

犬によっては乗車を嫌がることもあるので、遠出する前に車に慣れさせておきましょう。怖がりやすい犬の場合は、まずエンジンを切った状態で車に乗せてみます。特に怯える様子がなければ、エンジンをかけてゆっくり発進し、それでも問題なければ短い距離を走行してみましょう。車に対してトラウマを持っている場合は、ご褒美を与えつつ、嫌な記憶を良い記憶に変換するステップが必要です。犬のお気に入りのおもちゃを車内に置いておくとリラックスしてくれることもあります。

 

ドライブ編

準備が整ったらいよいよお出かけです。ここでは、ドライブ中に押さえておきたい以下の3つの注意点について見ていきましょう。

 

  • 乗降時に逃げ出さないようにする
  • 車内の環境を整える
  • 適度に休憩を取る

 

乗降時に逃げ出さないようにする

車に犬を乗せて出かける場合、犬が乗り降りするタイミングで逃げ出さないよう注意が必要です。慣れない車に興奮してしまい逃げ出す犬も少なくありません。駐車場やSA・PAは、車の通行が多いため、犬・飼い主の双方にとって非常に危険です。

 

犬を乗車させるときは、完全に車内に入れて、全てのドアを閉めるまでリードを外さないようにしましょう。また、降車させるときは人が先に降り、犬はその後に降ろしてください。特に降車時は、犬が車外へ勢いよく飛び出してしまうことがあるので、リードを付けてしっかりつかんでおく必要があります。

 

車内の環境を整える

楽しいドライブにするためには、犬にとって快適な車内環境になっているのかを気にかける必要があります。以下は、車内環境で注意しておきたいポイントの一例です。

 

車内環境を整えるポイント例
  • 車内の室温を犬の適温に保つ
  • 犬に直射日光が当たらないようにする
  • なるべく揺れない運転を心がける
  • お気に入りのおもちゃを用意しておく

 

例えば、犬は人間よりも体温が下がりにくいため、熱中症になりやすい傾向があります。車内の室温は、人間は平気でも、犬にとっては非常に危険である可能性があるのです。さらに、車内の室温は適温であっても、犬が座っている場所まで風が届かないことで熱中症になってしまうケースもあります。そのため、室温に加えて、冷風が届いていることも確認しておきましょう。

 

熱中症の他にも、犬が車酔いになる、車内の環境に飽きてしまう、といったことがあります。これらを解消するためには、運転中の揺れはなるべく抑え、お気に入りのおもちゃを用意しておくと良いでしょう。

 

適度に休憩をとる

犬とのドライブでは、適度に休憩を挟むことが重要です。人間と同じように犬も長時間車内にいるとストレスが溜まってしまいます。ストレスが原因で車に乗ることが嫌になってしまう犬もいるので、適度に外に出してあげる必要があります。

 

休憩は最低でも1~2時間ごとに設けるようにしましょう。外でトイレや運動をさせるとストレスが軽減されます。SA・PAの中にはドッグランを併設している箇所もあるので、事前にチェックしておくと計画的にドライブできて良いでしょう。

 

【コラム】犬を同乗させるときにやりがちなNG行為とは?

「車の窓から犬の顔が出ている」「ドライバーの膝の上に犬を乗せる」といった光景を見かけたこともあるかもしれませんが、これらは危険なNG行為です。

 

犬の顔が窓から出ているケースでは、窓から外に転落した場合、後続車の事故を招く可能性があります。また、犬を膝の上に乗せるケースでは、ドライバーの前方の視界が遮られる、運転中の集中力を欠く、急ブレーキ時に犬が床面に落ちてペダル操作に支障をきたす、といった可能性があります。いずれも周囲の車や歩行者、自分、そして愛犬にも危険を招く行為であるため、NGとされています。状況によっては道路交通法違反に該当するケースがあり、危険な運転につながるため絶対に控えてください。

 

また、マナー違反に当たるNG行為として、糞が入った袋を後部のワイパーに引っ掛けて走行することも挙げられます。法律違反ではありませんが、糞を撒き散らし後続車や道路を汚してしまう可能性があるので、こちらの行為も控えましょう。

 

2.車に犬を乗せるときに便利なグッズ5選

ここからは、犬にとって安全で快適な車内にするための便利グッズを5つご紹介します。グッズのメリットや種類、選び方のポイントなどを解説しています。

 

クレート

クレートは犬を持ち運ぶ際に活躍するグッズです。車に乗せるときには、犬を落ち着かせる、ブレーキ時の衝撃を緩和できる、といった効果が期待されます。

 

クレートの種類例
  • ソフトタイプ(布)
  • ハードタイプ(プラスチック)
  • ハードタイプ、キャスター付き(プラスチック)

 

クレートには、ソフトタイプとハードタイプがありますが、ドライブに向いているのはハードタイプです。サイズは少し小さめを選ぶのがおすすめです。体にフィットしていると落ち着きやすく、隙間が少ない分クレート内での衝突を回避しやすくなります。

 

シートカバー

車の汚れ防止のために利用されるシートカバーも愛犬とのドライブ時に役立ちます。シートカバーは汚れ対策だけではなく、シートから足元の隙間への落下を防ぎます。また、シートカバーが滑り止めの役割を果たし、シートやドアの内側に衝突するリスクも減らすことができます。

 

シートカバーの機例
  • 防水
  • 可視メッシュ加工
  • 滑り止め
  • 丸洗い

 

犬用のシートカバーは種類によって、上記のような機能が備えられていることがあります。犬のおしっこが気になる場合は防水機能付き、後部座席の犬の様子を確認したい場合は可視メッシュ加工付き、といったように目的に応じて選ぶと良いでしょう。なお、シートカバーが耐えられる重さは種類によって決まっているため、犬の体重や乗せる頭数に合ったものを選ぶ必要があります。

 

ドライブボックス

ドライブボックスとは、車の中で犬を固定するための箱型のシートで、犬を衝撃から守る、足元の隙間への落下を防ぐために活用されます。ドライブボックスは種類や機能がさまざまで、以下はその一例です。

 

ドライブボックスの種類例
  • 水洗い対応
  • 防水
  • 飛び出し防止リード
  • やわらか素材
  • 折りたたみ式

 

ドライブボックスには、「小型犬」「中型犬」などの対象の犬のサイズが示されていることが多く、サイズに合ったものを選ぶことが重要です。また、種類によってはドライブボックス自体をシートに固定できるものもあります。ただし、急ブレーキによって中の犬が飛び出してしまう危険性があります。そういった飛び出しを防止するためのリードが備え付けられているタイプも販売されているので、必要に応じて検討すると良いでしょう。

 

犬用シートベルト

犬を急ブレーキによる飛び出しから守るために、犬用のシートベルトを活用する人もいます。シートベルトのタイプはさまざまで、首の部分を固定するタイプから全身を覆うタイプのものまで販売されています。選ぶときは犬のサイズに合ったもので、衝撃を吸収しやすい素材が良いでしょう。

 

なお、犬用シートベルトはフロントガラスへの飛び出しリスクは下げられますが、安全を保障するものではないことには留意しておく必要があります。

 

給水器

犬も定期的な水分補給が必要なので、外出時の水飲み用具として、犬用の給水器を活用する人が増えています。人間用の水筒との違いは、犬が水を飲むための皿が備え付けられていることです。サイズ・容量は、犬の大きさに応じた1日に必要な水分摂取量を満たしたものを選んでおくと良いでしょう。

 

3.まとめ

車に犬を乗せてお出かけするときは、ドライブ前とドライブ中にそれぞれ押さえておきたい注意点があります。犬が安全で快適に車内で過ごせるよう、ぜひお出かけ前に予習しておいてください。注意点を押さえた上で、犬とのドライブがさらに快適になるよう、便利グッズについてもチェックしておくと良いでしょう。

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